JR西日本の路線愛称。アーバンネットワーク(大阪近郊路線群)の一環をなす。
大阪駅(大阪府大阪市北区)~篠山口駅(兵庫県篠山市)間の電車運転系統にこの愛称が付与されている。なお、正式の路線名称としては大阪駅から尼崎駅(兵庫県尼崎市)までが東海道本線、尼崎駅以北が福知山線となる。
阪急電鉄宝塚線との区別の為、「JR」までが正式名称となっている。両者の関係は国鉄時代は一時間に一本程度の運転だったこともあり、阪急の一人勝ちだったが、全線複線電化を達成し、阪急と遜色のない運転本数を確保したこともあり、かつてのように、宝塚以北からの大阪方面への乗客が宝塚駅でわざわざ阪急と乗り換える光景はなくなりつつある。川西池田以南は両線の間を大阪空港が挟む形で存在しており、豊中市は阪急宝塚線、伊丹市や尼崎市などはJR(と阪急伊丹線)で住み分けが出来ている。
一方で、2005年の尼崎脱線事故で全国的に悪名を轟かせたことでも知られ、この時は長期の運休を余儀なくされている。