概要
子獅子星座の蛮(ライオネットのバン)とは「聖闘士星矢」のキャラクターである。
こじし座の青銅聖闘士で登場時15歳。体格は檄に次いで大きい。
聖衣のデザインは割とライオンらしい姿をしている蒼摩の聖衣に比べて、シーサーや唐獅子の要素が強い。
所謂青銅二軍の中でも銀河戦争時点で名無しであり、邪武に台詞もなくあっさり負けて以降たいした出番もなかった。
サガの乱で他の4人とともに聖域に駆けつけた時「ライオネットボンバー!! やった 初ゼリフ!」と技を初披露しながら自身の初台詞を喜ぶという器用なメタネタを披露した。
正確には銀河戦争で星矢と檄の戦いの後、他の聖闘士たちがフキダシなしのセリフを呟く場面で「あいつが決勝進出のひとつの障害となることはたしかだ!」と蛮の顔の横に表示されていた。
隣にいるドラゴン紫龍のセリフと解釈できなくもなかったが、新装版では上記のセリフがカットされ、改めて技名が初台詞であることが明確になった。
聖闘士聖衣神話にて立体化されるが「言葉は無用!! 鋼の肉体がモノを言う!」というバカにしてるんだかわからないキャッチコピーが付いていた。
影の薄さ故にネタに事欠かないキャラだが、その分の後任の「仔獅子星座の蒼摩」は大出世を遂げている。
Ωにおける蛮
CV:稲田徹
同じ星座の聖衣のメインキャラ蒼摩がいるが蛮との繋がりは今の所設定されている様子がない。
しかし彼の技が邪武を経由して蒼摩に引き継がれている。
また二期では何と那智とともに鋼鉄聖闘士の司令官をやっていることが判明。
彼らの教官役も兼ねており、「グレートティーチャー」という、どこかで聞いたような称号を自称している。
60話では鋼鉄聖闘士達を引き連れて移動最中にパラサイトのハティに襲われ現役時代の技で戦うも歯が立たなかった。
自身の聖衣を受け継いだ蒼摩の活躍を誇りに思っているが、一摩と『面識があったのか』は不明。
よく見るとΩで放ったライオネットボンバーは、蒼摩のそれ同様、炎を纏ったような演出がなされている。
ヒドラの市と異なり、属性システムについていけているのかもしれない。
鋼鉄聖闘士・蛮
Ωの74話から、戦線に復帰する為に鋼鉄聖闘士として活躍することになった。
その際の鋼鉄聖衣は、かつての子獅子星座の聖衣をモチーフにしている。