概要
オブジェクトクラスとは、怪奇創作サイトSCP_Foundationの用語の一つである。
中には、危険度と表現する人もいるが、あくまで収容難易度であり、別にsafeだから安全とか、KETELだから危険だとかそういうわけではない。(まあそうなんだが。)
主なオブジェクトクラス
safe (セーフ)
可愛いSCPと知能がないSCPはだいたいこのオブジェクトクラス。
人畜無害な謎のスライム、くすぐりおばけや、涙型の何か、アイポッドが有名。
コイツの意味の例え話として、スイッチ一つで爆破する核弾頭が挙げられる。
初見の人は、「スイッチ一つで被害甚大やん。セーフじゃないじゃん」と思うだろう。
しかし、起動スイッチを押さない限り爆発はしない。なのでしっかり収容手順、即ち特別収容プロトコルさえ守られていればグッドではなくてもベターなのだ。まあ知られていなかった異常性が発見されたらそのプロトコルは無に帰すのだが。
Euclid (ユークリッド、エウクリッド)
主に知能がある異常存在に付与される、現在最も多くオブジェクトが分類されているクラス。
また、まだsafeかKETELのどちらとも言えない異常存在に暫定的に付与されることもある。
つまり、「収容できているけど、財団に反抗的とかだと結構危ない」オブジェクトクラスだと言える。
ペスト医師やシャイガイ、すべての原点、彫刻オリジナルが有名。
KETEL(ケテル、キーター)
SCP_Foundation界最悪級のオブジェクトクラス。
みんな大好きクソトカゲや最強の男アベルなどが有名。
主に収容できていない(「事象」や「概念」など)、または収容違反の常連である奴ら(「テレポート」や「壁をすり抜ける」、「収容房やサイトそのものを破壊する」など)に付けられるオブジェクトクラスなのでSCP-4999(死に際を見守る謎の男性。テレポートして収容不可能。)は無害なSCPだが収容不可能という点でKETELになっている。
サブオブジェクトクラス
Neutralized(ニュートラライズド)
無力化されたSCP、つまり壊れたり機能停止したり、あるいは死んだSCPに与えられるオブジェクトクラス。つまり元SCPその1。一応SCPなので報告書は保存される。SCP-062-jpが有名
Thaumiel(タウミエル)
財団の切り札。「チートにはチートで対抗だぜ!」的な感じ。財団に利益をもたらすオブジェクトもデメリット関係なくこのクラスに該当する。
上記の通り有用性が高いために悪用されたり勝手に扱って無くしたり壊されたりすると困るのでコイツらを知れるのは担当職員又はセキュリティクリアランスレベル5を持つ極少数の上層部(O5レベル)。
Apollion(アポリオン、アポロン)
世界滅亡待ったなしでKETELの上位変換
あまりにも凄まじすぎて元こいつ(現在オブジェクトクラス抹消済み)と他には、数個しかこのオブジェクトクラスを冠するSCPオブジェクトはいない。財 団 世 界 終 わ っ た な
Explaind(エクスプレインド)
元SCPその2。とはいってもNeutralizedとは違い、死んだりしたのではなく、研究の結果そもそも異常存在ではなかった、もしくは科学で仕組みが解明されて異常存在ではなくなったオブジェクトに送られる。このオブジェクトのナンバリングの語尾は「-EX」となる。
一応scpなので報告書は保z(ry
コイツが有名。
Pending(ペンディング)
なんらかの理由によりこのオブジェクトのクラスが決定される前に作られた記事に該当する。一言であらわすならば暫定的Euclid。
Decommissioned(デコミッションド)
元SCPその3。収容する意義に対してコストが釣り合っておらず(メタ的な意味で)終了されたオブジェクト。
Archon(アルコーン)
収容するとかえって新たな異常存在が現れたり、現実世界そのものが危機に瀕するなどの場合につけられる、収容出来るけどあえて収容しないオブジェクトの総称。
もう一度言うが決して収容不可能ではない。