「運命をねじ曲げようなんて魂胆が最初っからクズなのよ」
概要
「くらら」とは、スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクター(一般人)である。
人物像
薄いピンク色のモブグラで、同イベント内に出演していた黒田や白金とは違い使い回しの立ち絵である。
以前はうららとコンビを組み、「夜遊びホームルーム」という湯国市で有名なローカル番組に出演していた。ただ、イベントでのCMではうららの名前しか紹介されておらず、世間の流行に疎い三浦旭がうららの方だけは名前を聞いたことがあるなど知名度の格差が目立つ。
オバケなど実際に見たことのないものは信じないと語っており、危険なことに巻き込まれたくないと何度も発言するなど保守的な性格である。
元コンビのうららからは好かれているが、くららがその好意に返したことはなく「嫌いだったアンタ」という台詞や周囲のうららとの扱いの差から彼女に対する不満を日頃から溜めていたものと推測される。
「ウチはくららが好きだけどくららはいつも何だか冷たいんよ」
灰色革命終盤では、バス事故に巻き込まれて生死の境を彷徨う目に遭ってしまう。
その後、自身を願いで生き返らせてくれたうららに対しありったけの罵声を浴びせ去っていった。
「どうして私だけ助けたの…
事故を無くせばよかったのに…
アンタっていつもそうやって勢いで行動するよね…
おかげで魔法少女の件も、全部巻き込まれっぱなしだし一回死にかけてるとか本当笑えない…
アンタ、周りが見えてないのに自分勝手過ぎなのよ…」
「魔法少女は願いでなんとかする自分勝手な奴らの集まり
運命をねじ曲げようなんて魂胆が最初っからクズなのよ
そのクズが、嫌いだったアンタで良かったわ」
曲がりなりにも命を救ってくれた相手に向ける言葉にしては余りにも心ない発言ではあるが、彼女にも情状酌量の余地はある。と言うのも今回の灰色革命においてくららは、
・夜遊びホームルームのコーナーに魔法少女の話題をうららに勝手に持ち込まれる。
・上記の行動が魔法少女の悪い噂を広める一因にもなり、正式に謝罪することになる。
・氷室ラビ達が湯国市で蔓延してる憎悪をその身に一身に受けるよう仕向けた際もラジオのコーナーを使われ、今後一切魔法少女の話題はラジオでもくらら個人に対してもナシと約束させる。
・にも関わらずマネージャーからの指示で里見太助をゲストに招いて魔法少女のことを話す羽目になり猛反対をする。(これに関してはうららは関与しておらず、これまでの魔法少女のコーナーの反響を見て…という経緯であった。)
・撲滅派と擁護派が和解するための場が開かれることになるが、夜遊びホームルームも招かれることになりうららと一緒にバスに乗り込む。
・ようやく拗れに拗れた魔法少女絡みの問題が終わるとため息をついた矢先、バスが転落し炎上、大怪我。うららが願わなければ間違いなく死んでいた。
というように、登場人物が皆何かしらの負い目を抱えている本イベントにおいて珍しく一方的な被害を受け続けてきた不幸な少女である。
本イベントでは白金や黒田、灰谷と言った色付きのモブグラを貰っていたキャラクターもいる中で、終始嫌そうな顔をしていただけのモブが「クズ」と吐き捨てる姿は衝撃であった。
なお、最近売れてきたと評判の夜遊びホームルームであったが、今回のバス転落事故によりスタッフも多く死亡しており現在ソロ活動に戻っている……が、人気の殆どの要因であったと思われるうららが抜けた今どれだけ仕事が貰えているかは疑問である。
撲滅派のリーダーとして現在魔法少女のいない湯国市で何をしているかは不明だが、駅に到着したばかりの魔法少女の動向もキャッチしてるなどかなり統率は取れている模様。時女一族が湯国市を訪れた際はくららと同じモブグラの人物は確認できず、本人も後に他のメンバーから聞いたと語っている。
里見那由他を誘拐した際には、うららに携帯で連絡を取っており完全に連絡を遮断してるわけではないらしい。(このメインストーリーへの出演によって、灰色革命でくららとは違い色付きのモブグラを貰っていた白金達より先に声がつくことが確定した。)
主な台詞
「うららと!」
「くららの!」
「夜遊びホームルーム!!」
「以上、うららのオカルトコーナーでしたー」
「…で、うららは最初に何か謝罪をすることがあるんでしょ?」
「ほんっと世間を混乱させる話は金輪際やめて欲しいわ……」
「私も今回の騒動に巻き込まれた被害者なんだから、これから魔法少女の話は私に対してもナシだからね」
「…私も魔法少女なんて都市伝説だと思ってたけど、フェストで3人の動きを見て信じざるを得なくなっただけよ」
「いやいやどういうこと?呪われてるの?」
「もう面倒事に巻き込まれるのはごめんなんだけど!
そんな厄介そうな話拒否してよ!」
「うちの番組ディレクターもノリノリで構成に入れてるしね」
「はぁ……これで面倒だった魔法少女問題が終わりになるわね……」
「ラビ……っていうことは、うららとも関わりがあるのね……」
「私は忘れないわ
多くの死体が運ばれる現場を……」
「……また、こうしてアンタには会いたくなかったわ」
関連イラスト
なし