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竜騎兵の編集履歴

2012-02-21 09:34:53 バージョン

竜騎兵

りゅうきへい

竜騎兵とは、近世西欧における兵種のひとつ。片手で操れるほどの銃を持ちながら戦う騎兵。銃を『火を吹く』という意味でとらえて、この名が付いた。現在ではファンタジーで、本当にドラゴンに乗って戦う戦士にもこの名が付く場合がある。

概要

竜騎兵とは、主に以下のものを指す。

  1. 近世ヨーロッパに出現した兵種のひとつ。
  2. ファンタジーにおいてに騎乗した戦士

史実における「竜騎兵」

 英語ではドラグーン【Dragoon】と呼ばれる。

火器を用いて戦うことから『火を吐くもの』という意味を込め、ドラゴンを語源としたとされる。

(しかし、実際のところは諸説あり、これという定説は存在しない。)

16世紀頃に出現し、その頃は戦場への移動や退却は騎乗して行い、

戦闘は馬から降りて行う、「騎乗して移動する歩兵」という兵種であったが、

18世紀頃には馬から降りることが無くなり、騎乗したまま戦闘に参加するようになる。

なお、この頃の竜騎兵は、その運用法が国によって異なっており、

竜騎兵を重騎兵として運用する国もあれば、

小銃を装備した軽騎兵として運用する国もあった。


 現代においては、戦車部隊や空挺部隊が「竜騎兵連隊」を称する例がある。


ファンタジーにおける「竜騎兵」

 ドラゴンの背にまたがって戦う戦士を指す場合がほとんどであり、

我が国(日本)においては、どちらかと言うと、こちらのイメージが強い。

 大体は飛竜(もしくはワイバーン)に騎乗し、

空からの奇襲や突撃を得意戦法とするパターンが多い。

大抵の場合は弓矢(もしくはクロスボウ)を武器とする。

おおむね上級職とされることが多く、エリート集団や精鋭部隊として扱われる傾向にある。

 なお、この場合の竜騎兵は、英語では『ドラゴンライダー』【Dragon Rider】とするのが正しく、

ドラグーンの称を用いているのは、おおよそ我が国だけである。


 昨今では現実における竜騎兵と同様に、銃を扱うものも現れているらしい。


関連タグ

実在の竜騎兵:兵士//騎兵

想像/創作上の竜騎兵:ファンタジー/ドラゴン/獣使い(竜使い)

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