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バンジョーとカズーイの大冒険(初代)の編集履歴

2022-05-03 18:00:22 バージョン

バンジョーとカズーイの大冒険(初代)

しょだいばんじょーとかずーいのだいぼうけん

本項は1998年12月6日に発売された第1作目『バンジョーとカズーイの大冒険』について扱う。

シリーズ全体についてはバンジョーとカズーイの大冒険の記事を参照。


概要

レア社が開発し任天堂から発売されたNINTENDO64の3Dアクションゲーム

日本では1998年12月6日に発売。


前年発売の『ディディーコングレーシング』で初登場したバンジョーの主役作である。


ストーリー

ここはクルクルやまのふもと。

そこには悪の魔女グランチルダが住む不気味な砦が聳え立っていた。

ある日、グランチルダは鍋のディングポットに世界で一番綺麗なのは誰かを訊いた。

ディングポットは最初グランチルダが綺麗と言い、彼女を満足させるものの直後にチューティと言う熊の女の子を見つけそちらの方が綺麗と言い替える。

それを聞いたグランチルダは激怒し、本当にチューティが自分より綺麗なのか確かめるべくホウキに乗って外に飛び出して行く。


一方チューティはクルクルやまのふもとを訪れそこに住む兄のバンジョーの家に向かっていた。

その途中モグラのボトルズに出会い挨拶を交わしていた所、ボトルズが何かに気付く。

それはチューティを探して空を飛んでいるグランチルダの姿!

チューティを見つけたグランチルダは早速その方へ飛んで行きチューティを捕まえてしまう。

チューティは泣き叫び、ボトルズは慌てふためき助けを呼ぶ。


丁度家の中ではバンジョーがぐっすり眠っていた。

先に起きていた相棒の鳥のカズーイが外が騒がしい事に気づき、バンジョーを大声で叩き起こす。

バンジョーは目を覚ましカズーイと共に外に出ると、現場に居合わせていたボトルズから妹のチューティがグランチルダに攫われた事を知らされる。

バンジョーとカズーイはチューティを救うべくグランチルダのとりでに乗り込んで行った。


その頃砦の中ではグランチルダが手下のクランゴと共に機械を使ってチューティから若さを奪い若返ろうと企んでいた……


キャラクター

このゲームの主人公。心優しい冒険家の熊で蜂蜜と昼寝を好む。魔女のグランチルダに攫われた妹のチューティを助けに、相棒のカズーイと共に砦に向かう。


このゲームのもう1人の主人公。バンジョーの相棒である雌の赤い鳥。お喋り好きだが口が悪いところがある。


バンジョーの妹。この世界で一番綺麗であると言われておりこれを妬んだグランチルダに攫われてしまう。


眼鏡をかけたモグラ。行く先々でバンジョー達に新しいアクションを教えてくれる。


骸骨の仮面を付けた正体不明のまじない師。マジックドクロと引き換えにバンジョーを別の姿に変身させてくれる。一応バンジョー達をサポートしてくれるが、ゲームオーバー時のバッドエンドデモでは……


このゲームの悪役。クルクルやまに巨大な砦を構える悪の魔女。自分より綺麗であるチューティを誘拐し、彼女から若さを奪って若返ろうと企む。


グランチルダの妹。姉とは正反対の優しい性格でバンジョー達に姉の秘密を教える。この秘密は後に役立つ事になる。


グランチルダの部下である科学者。グランチルダの若返りを手伝う。ムービーに登場するのみでバンジョー達とは対面しない。


ステージ

  • クルクルやまのふもと

チュートリアルステージ。螺旋状の山がそびえ立つ穏やかな草原でバンジョーの家がある場所だが、グランチルダのとりでもある。


  • グランチルダのとりで

本作の拠点となるエリアで、グランチルダのアジト。グランチルダの顔を模しており帽子部分が塔になっている。細長い塔のような見た目に反してかなり広大。至るところに肖像画や石像などのグランチルダを模したオブジェが設置されている。

内部には各ステージへの入り口が隠されている。


  • マンボまうんてん

マンボの変身:シロアリ

頂に村がある山。最初のステージだけあって規模が小さいが、牛のビッグバッドは倒せないので油断大敵。


  • おたからザクザクびーち

アーチ状の島がある海岸で中央には(恐らく一人用の)海賊船が座礁している。普通に攻撃しても一撃で倒せないカニのスピニッツやタマゴや赤いハネを盗み食いする二枚貝のヤムヤムや外海で待ち伏せしているかの強敵スナッカーなど出てくる敵は曲者ばかりで一気に難易度が跳ね上がる。

ここで取れるジグソーの中にはグランチルダのお宝があり、それを取るとグランチルダが怒って「ゲームがどんどん難しくなる」と言ってくるが、ゲーム仕様上取らなくても難易度は変化しない。


  • クランカーのどうくつ

機械魚のクランカーが鎖に繋がれている下水道。水中がメインであり水中での操作に慣れないとクランカーを助けられない。

クランカーを助けると今度は体内に入ることもできるが、何故か所々生々しい。


  • ブクゲコぬま

マンボの変身:ワニ

日の光が届かない沼地。沼に入るとピラニアに噛まれる(どうやらバンジョーの臭い足に辟易しているらしい)。あしながぐつがワニに変身した状態なら噛まれることはない。

巨大なカメのタンクタップや巨大なワニがおり、体内に入ることもできるが何故か生々しくない。


  • フローズンズンやま

マンボの変身:セイウチ

巨大な雪だるまと巨大なクリスマスツリーがそびえ立つ雪山で、民家もある。

ここの水は冷たいので入るとダメージを受ける。


  • ゴビバレーさばく

ピラミッドとスフィンクスがある砂漠。ここの砂はあまりにも熱すぎるので入るとダメージを受ける。建物内に出てくるマムマムはワンダーウィングがないと攻撃してもスタンするだけなので曲者。

とあるピラミッドはトゲ付き天井で侵入者を撃退するギミックがある。


  • マッドナイトまんしょん

マンボの変身:カボチャ

不気味な古い豪邸ですぐ隣には教会がある。グランチルダが『屋敷』と言っていたり、グランチルダや彼女と緑のある人物の肖像画が飾られていることからグランチルダの別荘だと思われる。敵はワンダーウィングでしか倒せないオバケ系のモンスターやHPが非常に高い墓石に擬態しているリッパーなど曲者揃い。

トイレに流された後に戻ってくると流石のグランチルダもドン引きする。

『第7ステージ』『ホラーがテーマ』『玄関とは別の場所から建物内に入るギミックが多い』『ラスボスの別荘らしき建物が舞台』などドンキーコング64に登場したゾゾゾ~キャッスルと共通点が多い。


  • サビサビみなと

大型タンカーが停泊している港。港内の水域は重油で汚染されており、水上にいるだけでも息ができなくなり水中に潜ると酸素が減るスピードが二倍になる。

エンジンルームが難所で足場が狭い上によく動く、更に落ちると即死になる。

そのため、本作屈指の難関ステージとも言える。


  • カッチコッチなもり

マンボの変身:ミツバチ

大樹がそびえる森で四季を巡りながら進んでいく。どの季節もマップ構成自体は同じだが、どれも足場が悪い。

季節ごとに連動しているイベントもある。

余談だが、『ゲーム終盤のステージ』『四季折々の緑地が舞台』『どの季節もマップ構成自体は同じ』『夏には池が干上がり、冬には池が凍る』など『星のカービィスーパーデラックス』に登場した惑星フロリアと共通点が多い。


  • グランチルダのクイズショー

砦の最新部付近で開催されるクイズショー。すごろくのような構成でパネルごとに出題される問題に正解し進んでいく。間違えるとダメージを受ける。出題される問題は普通のクイズからステージ中を観察してないとわからないクイズなどが出題される。中にはミニゲームのパネルがあるがそれがかなりの曲者。

表向きのラストバトルであり、景品はチューティ。


  • とりでのてっぺん

最終決戦が近いためか、BGMも恐ろしくもシリアスなものとなる。グランチルダが占いを行っていた部屋や研究室などがある。

最新部にいるディングポッドに屋上まで飛ばしてもらうと、グランチルダとの最終決戦の時を迎える。


関連タグ

バンジョーとカズーイの大冒険


バンジョーとカズーイの大冒険2(次作)


外部リンク

公式サイト

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