アルティメットブラスト

あるてぃめっとぶらすと

アルティメットブラストとは、バンダイナムコゲームスが作ったゲーム『ドラゴンボールアルティメットブラスト』の略称。

概要

アニメ『ドラゴンボール』をゲーム化した作品で、次世代機4作目。シナリオは「Z」と「GT」のみである。

スパイク製DBは、バトルシステムの自由度に定評があり、ゲームグラフィックは見事な出来。

前作「レイジングブラスト2」でのハードルを低くしてほしいとのユーザーの要望を受けた為、大幅にシステムを単純化。

その結果、幼児でも難なく扱えてしまうような、古いゲーセンにたまにある「ｼﾞｬｰﾝｹｰﾝﾎｲ!ｱｰｲｺｰﾃﾞｼｮｯ!」のアレ程度のゲーム性しかない作品へと変貌し、格闘ゲームとしては完全に失格の烙印を押された。

まず、問題点を挙げると、

演出時間が長いうえ非常にHPが多いため、何度も同じ演出を見せられ、ダレる
攻撃、移動、必殺技……殆ど行動は全てQTE
- プレイヤーの介入できる部分が極端に少ない
- 腕を磨こうにもジャンケンであるせいで必勝法はない
キャラ数も『レイブラ2』から大幅に削減され、変身形態含めて64キャラ
- 映画オリジナルの敵キャラはブロリー、メタルクウラコア、ジャネンバのみ。クウラ以外は公式サイトで「映画の敵も出るぞ!」と紹介されているコーナーに書いてある。あんまりだ
ストーリーモードもキャラがいないせいでブツ切り満載（特に魔人ブウ編は殆どブウとしか戦っていない）
- キュイはいるのに青年悟飯やゴテンクスコンビはいない
- ギニュー特戦隊、グルドだけがまさかのリストラ
- それを差し引いても原作再現がいまいちであり、「暴れ回る大猿悟飯を止めるため、ピッコロは月を破壊した」などといったことがあらすじの文章だけで表現される事もザラ
上述のクソ要素が多すぎて海外からも散々な言われよう

一億円かけたドラゴンボールのゲームを「つまらない」と開発中止に追い込んだ（正確には「面白いモノになる様再開発しなおさせた」「ドラゴンボールってだけで売れると思って馬鹿にしてる」）武勇伝をもつドラゴンボールがなぜこんなモノを出させたのかは神龍にでも聴かないとわからないだろう