大野雄大(プロ野球選手)
おおのゆうだい
京都府出身のプロ野球選手(投手)。
経歴
ポジションは投手、左投げ左打ち。
京都外大西高、佛教大学を経て2010年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。
2013年で初めて規定投球回に到達し、エース級ピッチャーとして年間通してローテーションを守るように。マックス150キロの直球と鋭く落ちるフォークが武器。また平気でシーズン200イニングを稼ぐ底なしのスタミナを持っている。
- 2018年は絶不調で1勝も挙げられなかったが、監督が与田剛に代わった2019年には9月14日の対阪神23回戦(ナゴヤドーム)において今季2人目、プロ野球81人目(92度目)のノーヒットノーラン達成。さらにその年は最優秀防御率(2.58)のタイトルも獲得した。
- 2020年には令和初の沢村賞を受賞。COVID-19の影響で例年より試合数が減少した中で45イニング無失点を含む10完投6完封、最多投球回(148.2)、最優秀防御率(1.82)、最多奪三振(148K)を記録し、巨人・菅野智之を抑えての受賞となった。
- 2022年は5月6日の対阪神6回戦(バンテリンドームナゴヤ)において9回をパーフェクトに抑えながら、味方打線も青柳晃洋の前に点を取れず延長戦に突入して10回に佐藤輝明にヒットを打たれ完全試合を逃したことがある。9回まで27人を抑えたのにもかかわらず完全試合を逃してしまったのは2005年の西武・西口文也以来であった(試合は1-0のサヨナラ勝ち)。