カレンチャン
かれんちゃん
自信、ゆるぎなく
桜。海風。色づく葉。
めぐる季節と自身の成長を
無邪気に楽しみながら彼女は
名馬への階段を
一気に駆け上がっていった。
やがて、また春。
すっかり自信を身にまとい
風格すら漂わせながら彼女は
ゴールへと続く長い直線を
力強く駆け抜けていった。
誘導
ウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘。→カレンチャン(ウマ娘)
概要
馬主は鈴木隆司。栗東安田隆行厩舎。
2009年12月26日阪神競馬場ダート1200m新馬戦でデビュー。1番人気2着。
2010年、未勝利、500万下特別と連勝。フィリーズレビュー(GⅡ)に出走するが6番人気8着。
葵ステークス2番人気2着。1000万下特別を勝って休養。
2011年1月23日伏見ステークス(1600万下特別)、1番人気2着。2月19日山城ステークス(1600万下特別)を勝つと、阪神牝馬ステークス(GⅡ)で重賞初勝利。函館スプリントステークス(GⅢ)、キーンランドカップ(GⅢ)、スプリンターズステークス(GⅠ)と5連勝しGⅠを制した。 香港スプリントは5着。JRA賞最優秀短距離馬受賞。
2012年はオーシャンステークス(GⅢ)から始動、4着。高松宮記念(GⅠ)は同厩舎のロードカナロアが1番人気、カレンチャンは2番人気。レースではカレンチャンが1着でGⅠ2勝目、史上2頭目のスプリントGI秋春制覇 ロードカナロア3着。
秋はセントウルステークス(GⅡ)から始動。3番人気4着。スプリンターズステークスは史上初のスプリントGⅠ三連覇をかけて1番人気で臨むが2番人気のロードカナロアに3/4馬身及ばず2着。ロードカナロアはここからスプリントGⅠ三連覇を達成、スプリント界の王者交代となった。暮れの香港スプリントは7着、優勝はロードカナロア。JRA賞最優秀短距離馬はロードカナロアが受賞、カレンチャンは最優秀4歳以上牝馬を受賞。
引退し2013年から繁殖入り。