概要
スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン12話。2022年5月22日放送。
タロウの欠点の一端である“嘘を吐けない”を、好悪や長短を織り混ぜて取り扱っている。
あらすじ
アイドルを自称する彼女は、初日からお客さんの注目を集めてたちまち人気者に。
しかし鬼頭はるかはそんなきららがどうにも気に喰わない。
一方、桃井タロウは同僚が吐いた嘘を正直に報告してトラブルを起こして険悪になり、はるかと交代する形でどんぶらでバイトをする事に。だがそこでもまたきららの嘘を見破り、彼女を傷つけてしまう。
何故きららは嘘を吐いてまでアイドルであろうとするのか、それには深い理由があった……。
今カイの突っ込みどころ
- 以前マスターが変身した事情を改めて問い詰めるのも、またしても『そんなことより〜』とのらりくらりかわされるはるか。
- 営業中のライブが容認されるユルさは平常運転として、劇中冒頭以外にウエイトレスらしい接客をしていない上に、終始喫茶どんぶらの制服を着ない新人バイト・吉良きらら。
- どんぶらでのはるかの制服を「胸がキツくって着られないんですぅ~」と、ニチアサであからさまに胸囲の格差社会弄りをやってくれるきらら。
- この件できららを天敵認定し、ウザさと怒りの余り、鉄製のトレイをへし曲げ、それを窘めようとしたマスターを威圧感だけで黙らせるはるか。
介人「はるかちゃん、トレイ……」
はるか「何か文句が?」
介人「……ないよ」
- 冤罪疑惑でも並行世界のオニシスターのように漫画をやめなかったが、桃井タロウに「25点」と採点されてビーフストロガノフが作れなくなった鬼頭はるか。それを聞いて「それはよかった!」と返して慈悲も無くダメ押しする桃井タロウ。そして、その25点のビーフストロガノフを問題なく食べていた鬼頭ゆり子。
- タロウの「それはよかった!」発言にマジギレし、手許にあったおしぼりを握りしめて殴りかかろうとするはるかのシーンで流れるゴング。そして前話に続いて、またしても癇癪を起こしたはるかのストッパーになる雉野つよし。
- あっさり「制服が着られないならその胸の詰め物を取れば良いだろう」ときららの嘘を容赦なく看破するはるかのバイト代理で来たタロウ。どこの時止めたりナイフ投げるメイドさんだ。
- ただし、正論だとしてもタロウの発言は、セクハラ一歩手前である。
- 嘘を付く練習をする為に、桃井タロウに「私は女です」と言わせようとする猿原真一。そのたった一言の嘘が吐けずに過呼吸を起こした挙句、一時死亡して蘇生するタロウ。
- オニシスターにはならないが、偽乳特戦隊だった喫茶どんぶらのバイト・吉良きらら。
- 12話目にしてようやく5人中4人の同時変身が実現し、しかもそれが現実においてネットニュースの記事にされるドンブラザーズ。そして、またしてもその環からハブられる犬塚翼。
関連タグ
負のご都合主義:物語前半の桐山を巡る降りが該当。確かにタロウの行為は配達員同士の間では裏切りになるが、そもそも桐山が所長に対し事情も話さずにメロン煎餅をくすねる、桐山の事情を知りながらもそれを所長に説明しない石川と竹中の2人も問題がある……にも関わらず、一般的には正しい対応をしたタロウだけを一方的に責め立てる場面は、さながら良くない交友関係による村八分にしか見えない。