※この記事にはWeb版のネタバレを含みます。
「ならば良し。子を先に立たせる親がいれば殺していた」
プロフィール
| 本名 | ロクフェル・アドラスター |
|---|---|
| 年齢 | 50歳前後 |
| メインジョブ | 【覇王】 |
| 肩書き | 覇王 |
| 役職 | 侵略国家アドラスター国王 |
概要
デンドロ世界における約600年前、『三強時代』にその名を恐怖と共に広めた暴君。
後のアルター王国となる超大国『侵略国家アドラスター』をたった一人で築き上げた人物で、単騎で国を滅ぼせる程の実力と理不尽なまでの残虐さを併せ持った『生きた天災』と形容できる怪物。
現在においても意外な形でレイに関わってくる。
本編では本名よりも覇王の肩書きで語られている。
人物
史上最強最悪のティアン。
一般のティアンよりも才能限界を越えたハイエンドと呼ばれる存在であり、ハイエンドは世界を創造した先代管理者が遺したシステムにより世界の真実を知る者。
彼はその中でも戦闘特化型のハイエンドであり、それ以上に機械の様に次々と国を平らげては恐怖で支配する在り方故に、600年前当時を知る者が｢……こういう奴だったよ｣と遠い目をする程の唯我独尊にして傍若無人。
口より先に相手を殺すタイプ。
どれだけ国に尽力した者であっても、彼の言葉を聞き逃した時点で次の瞬間には殺され例外は無い。他者に価値を見出ださず、そもそも一人で国を滅ぼせる彼にとって、国は自らの支配下にある事の証明でしかない。
ハイエンドとして、暴君としての目的を有する一方で、ロクフェル・アドラスター個人として世界一周を目標を掲げていたが詳細は不明(詮索する愚者はそもそもいない)。
また自分の『遊興』として世界一周を奴隷達に命じた際(期間は一年で失敗すれば記録すら残されない程凄惨な公開拷問のペナルティ、しかも海には世界最大最古最強のモンスター【海竜王ドラグストリーム】が巣食っている)、ある少年が代表として名乗り出ると、二つ問いをかけただけで即決する等、目的を果たすなら相手の年齢や容姿等も一切気にしない。
(ちなみにこの時の少年｢バロア｣は、｢四海走破｣を成し遂げ海洋国家『グランバロア』建国に携わった人物)
20代に見える程実年齢より若々しく、また絵が超うまい(第三者が見間違える事が無い程正確に特徴を描写した似顔絵が描ける)。
能力
異常の一言に尽きる
その詳細は不明だが、戦闘特化の能力を詰め込んだグローリアのティアン版とされるぐらい異常な戦闘能力を有し、『剣の一振りで山脈を切り崩す』、『超級職の最終奥義クラスの攻撃を何の予備動作もなく一瞬で繰り出す』等断片的でも下手な超級よりも強い事が窺える。
単騎での広域殲滅が可能な上に技巧面でも卓越したまさに怪物、それが覇王なのである。
作者のコメント返しによると、超級職の【神】シリーズへの適性があったらしいが、アナウンスを無視して超級職を殺しまくったらしい。
ジョブ
| メインジョブ | 【覇王】(キング・オブ・キングス) |
|---|
具体的な能力は不明だが特筆すべきはその就職条件。
上級職・超級職に就かない状態で、合計レベルと『STR・AGI・END』の合計ステータスが自身の10倍以上の超級職を単独で10人殺害する。
条件の都合上生産職系の超級職相手では｢ステータス10倍の差｣をクリアできない為、基本的に圧倒的な実力差のある前衛職を殺害しなければならない。
要するに、この超級職に就ける時点で説明不要な実力者という事になる。
更に超級職の空位で殺害数をカウントするのでティアンの超級職のみが対象となる。
よって現在空位でない超級職の中で最も就くのが困難な超級職とされている。
………そう、600年たった現在でも覇王が生きてるので空位になっていないのである。
実は当時の【天神】【海神】【地神】によって乗騎ごと封印されている。
それを聞いたネメシスは｢遭遇するフラグではないか｣、と警戒している。
コメント返しで明かされたヒントから、殺した相手の数が尋常でないステータスに関係している模様。
装備
- 無銘の斧
アルター王国の要である【元始聖剣アルター】の弟武器。
超級武具を凌駕する性能で、現在レイの切り札となっている武器で自我を有している。
『絶対消滅』の理を有しており、あらゆるエネルギーを扱う事で、対象と相反する属性をぶつけて対消滅させる《選刃》(セレクト)が最大の特徴だが、アルターと違い最終工程が施されていない為、使えばその分のエネルギーが反動として使い手に襲いかかる。最悪即死する程反動がキツイ欠陥武具でもある。
最大出力で使われた事はなくそもそも不可能。10分の1の出力までしか使えないが、それでも反動で消し飛んでしまう上に、呪いの類いではなく正常な機能による反動なので防ぐ手段も皆無。出力を抑えた状態でも使いこなせたのは覇王ただ一人だけ。
現在は先代所有者(邪神の眷属)が施した呪布の影響で、闇属性・物理エネルギーしか発現できない。
更に戦闘の影響で呪布が破損した事で《選刃》の出力が不安定と化す。
本来この斧を使う場合制御権を獲得しなければならない。制御権獲得は精神世界にてコントロール制限機構が提示する敵性ユニット群の撃破を行わなければならない、………のだが敵性ユニットは『歴代使用者』から選出される為、制御権の3割を保有する覇王が高確率ででてくる。(流石のレイも一番手から覇王と戦う事に唖然とする)その後覇王以外の歴代所有者の一人に勝利する事で、レイは1%のコントロール権を獲得する。
ちなみに斧は途中で柄の一部が欠けてから『二度と使わない』と覇王が宣言して棄てられている。
- 【天竜王】の長女
絶大な力を持つ三大竜王の一角担うUBM【天竜王 ドラグヘイヴン】の長女、イレギュラーに至った最上位のUBM、かつて覇王に叩きのめされ彼の乗騎となった存在。
現在は覇王と共に封印中。
その他特典武具も多数所持しており、斧の試練での覇王は単独のスペックのみでレイを一撃粉砕しており、当時のフル装備での戦闘能力は想像を絶する領域に至っている。
関連タグ
ギルガメッシュ(Fate)、宿儺(呪術廻戦)…絶大な力を持つ唯我独尊キャラ繋がり。
