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ドクガの編集履歴2022/06/17 19:14:07 版
編集内容:「モスラかよ。」はいらない 発想が貧困

広義のドクガ

ドクガ科に分類されるの総称。しかしこの総称は、誤解を召しやすいものである。何故なら、その中で本当に毒を持った種は下記のドクガ属などにしか及ばず、少数である。英名も幼虫の草むら(Tussock)のような毛束に因んで「Tussock moth」(直訳:フサガ)と呼ばれ、「毒」要素に因んでいない。

リンゴドクガが本群の無毒種の一例である。

狭義のドクガ

ドクガ科のドクガ属に分類される蛾の総称で、通常はその中の一種「Artaxa subflava」を示す和名である。を広げた大きさは約30~40mm。全身は黄色っぽく、前翅に褐色の飫肥城門と黒色の小点があるという特徴も持つ。

その名が示す通り、幼虫の時に天敵から身を護るために、体の部分に毒針毛があり、刺されると激しい皮膚炎(かぶれ)を起こし、週数間はかゆみが続くはめになってしまう。更に幼虫から成虫になる時に、この毒毛針を翅に付着させて飛び立つため、どちらににせよ、迂闊に素手などで触るのは良くない。

さらに始末の悪い事に、直接触れなくても毒針毛が風に飛ばされることもある為、非常に厄介である。

おまけにこいつら、卵や繭にすら毒がある。やんなっちゃうよもう。

こうしたネガティブ要素が強いために、蛾モチーフのキャラは(人間と関わりが大きい)カイコかこのドクガが大半を占める。

対処法

もしも刺された場合はかきむしったりせず(かきむしると毒針が皮膚により深く刺さって悪化する)、セロハンテープなどで毒毛を取り除いたり、患部を冷水で洗い流すとよいそうだ。

というより、皮膚科に行った方が早いかもしれない。また、成虫を駆除した場合は、死骸を放置すると風で毒針毛が飛び散る可能性があるので、土に埋めるといいらしい。

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