概要
日本の漫画家。主に鳥山明の漫画「ドラゴンボール」に関する作品を描いている。
元々は「toyble」の名義でドラゴンボールAFという二次創作を行っていた同人作家だったが、後に集英社に持ち込みをし公式の作家となる。そしてゲーム「ドラゴンボールヒーローズ」の公式コミカライズ「ビクトリーミッション」で漫画家デビューを果たした。
その後も劇場版復活の「F」のコミカライズを担当し現在では「ドラゴンボール超」のコミカライズをVジャンプで連載している。
名前のルーツとして、連想されるのが森鴎外の小説舞姫の主人公の豊太郎だが、実際関係があるかどうかは不明。
作風
原作者である鳥山明が「スゴい人がDBを継いでくれました!」「最も僕の絵にちかいかもしれない。」と絶賛するほどの画風と再現力を持つ。これはとよたろう氏が小学生の頃から現在に至るまで長年ドラゴンボールの絵を描き続けてきたためだと思われる。
鳥山氏との絵の違いはとよたろう氏の方が若干線が丸く太いのが特徴。本人曰く鳥山氏の絵は一見するとシンプルだが実際に描いてみると圧倒的に違うとのこと。
【『鳥山明の作画』と『とよたろうの作画』の違い】
※『下書き→ペン入れ(完成絵)』(作業工程:2工程)の鳥山明氏と『下書き→修正→ペン入れ→修正→完成絵』(作業工程:5工程)のとよたろう氏
また漫画内では絵だけではなくストーリーにも関わっており、鳥山氏のプロットを元に、とよたろう氏の漫画版独自の展開や設定が組み込まれている。その為、漫画版はアニメと展開や設定が異なる場面も見受けられる。
【『ドラゴンボール超』担当編集者との対談で原作者・鳥山明氏のプロット及びキャラクターデザイン段階での適切な修正指示に対してコメントするとよたろう氏】
※鳥山明氏のプロットをベースとして、『漫画脚本/漫画キャラクターデザイン/月刊誌にて毎月40ページ以上50ページ未満の漫画連載/毎月カラーイラスト提供/集英社主催イベント参加』を鳥山明氏代行としてこなしている。
主にコミカライズ作家として活動していたが近年では宇宙サバイバル編に登場する一部キャラクター達のデザインも行っている。