概要
そのものがどのようなものかを伝えようとすること。解説とも。
かなーり野暮な言い方をすれば、まさにこのpixiv百科事典の各項目にしるされている文章こそが「説明」や「解説」の具体例といえる。
物事の背後関係や作劇の世界観、それらの込み入った部分を解説するためにある程度のリソースが割かれるのはある意味でのお約束であり必要事項。
特に専門的かつマイナーな事柄は一般人が知らないことの方が多い。これらは誰か専門家が説明しなければ話しが前に進まない。「説明」あるいは「解説」とは言わば理解され難い事柄をスムーズに進めるための手順(もしくは潤滑油)なのである。
手段も会話や文章、イラストなどがあるが、それぞれ「相手の疑問に適宜に応対できる」「伝いたい情報を箇条書きなどで一挙にまとめられる」「相手に具体的なイメージをダイレクトに伝えられる」といった差分がある。
トラブル
ただしこれが難しいところで、「説明」を行うのはあくまで人間であり(※近年ではAIなんてイレギュラーもあるが…)、なかには説明が下手くそな人物もいる。集団社会の不条理さがゆえに、そんな人物が説明担当者や司会進行役として抜擢されるという悲劇がしばしば発生する。
原因は様々だが、そもそも本人が無知や半可通という本末転倒なケースや、その人が有能であってもインプットはできるがアウトプットができない性格だったなんてことも。
場合によっては説明自体に熱中しすぎて雑学をひけらかすのが目的と化してしまうケースも多々あり、逆に物事の進捗を多いに妨げてしまうこともある。当事者にそのつもりがなくても、まわりくどかったり内容が余談じみてくると受け取り手からは「マジでわけわかめ〜」や「くどい!」と言われてしまうことも。
この現象は、俗に脱線と呼ばれる。許容範囲を逸脱してしまえばそれは「説明」では無くなってしまい、受け取り手の理解に努めようとするモチベーションを下げてしまうのである、気を付けよう。
言うまでもないが、説明そのものが難解で誰にも理解できないものだったら意味が無い。なるべくなら、簡単かつ簡潔に、分かりやすくできるのが望ましい。
また、自信満々で説明した後にその内容が間違いだったと判明するのもよくあること。
そんな場面には、誤った説明をしたことを素直に謝る→正しい訂正を行うのがトラブル回避のポイント。
……照れ隠しなのか、まれに「ギャグよギャグ、冗談に決まってるじゃ〜んw」的な詭弁じみたコメントで誤魔化しにかかる者もいるが話しがややこしくなるので止めよう(諌め)
もちろん、無礼講や悪ノリの名目で悪質な冗談をねじ込むマネをすると名誉毀損や風評被害の遠因となるケースが多数であり、決してお勧めはしない。
なにより、世の中にはまったくの嘘の説明をすることで不当な利益誘導を行う詐欺師という人種がいることも留意しておかなければならない。
事実上、社会で生きていくには各個人がメディアリテラシー(=情報の選別・選別能力)を高めていく必要があるのが実情である。
エンターテインメントにおいて
マンガやアニメなどでは、そのストーリーでの重要な箇所を重点的に語るための解説役が配置されることが多い。
知っているのか雷電も参照。
当該キャラがあまりにベラベラと喋りすぎて「何でお前がそんな事まで知っているのさ?!」とツッコミが入るのも今や定番。
pixiv上での説明
pixivの投稿においては、何かを説明していたり、説明の目的で描かれているイラストのタグに用いられる。
また、マンガ形式の投稿の最初のページで説明を設け、閲覧者に注意を促す場合もある。
小説ページでも投稿小説の前書き等の形で、説明を書き連ねたものが投稿される事がある。
イラスト内に「説明」の二文字が登場しているだけというものもないわけではない…というかこのゲーム関連である。