概要
1970年代後半から1980年代におけて活躍した俳優の一人。
TVドラマ『太陽にほえろ!』のジーパンこと柴田純役で一躍有名となり、『探偵物語』『大都会』等、映画・ドラマ数々の作品に出演し名優の仲間入りを果たす。
その後、ハリウッド映画『ブラック・レイン』で悪役を演じ、以後のハリウッド進出を期待された矢先、癌で死去。40歳という早すぎる死だった。
その勇猛な人間性と卓越した演技力から、「1980年代を通じてもっとも重要な日本の映画俳優の1人」と言われている。
影響
その若さと重厚さとストイックさを併せ持ったハードボイルドなイメージは、今も尚多くの人物やキャラクター等に影響を与え続けている。
主な影響例
漫画『北斗の拳』等で知られる漫画家。彼の描く主役格のキャラクターのほとんどは松田がベースになっている。(太い眉毛・厚い唇・筋の通った鼻…等)
尾田栄一郎の漫画『ONEPIECE』の登場人物のひとり。顔立ちと一部の口調や仕草が松田から影響を受けている。
PS2のアクションゲーム『鬼武者2』の主人公。生前の松田の顔のCGイメージをモデルにしている。
また特典として、『探偵物語』の工藤俊作、『蘇る金狼』の朝倉哲也それぞれの隠し衣装が収録されている。
ネットでは
前述の『探偵物語』のOPでの松田演じる工藤俊作がコーヒーを盛大に噴き出している画像で有名。
外人4コマに近い用途で2ちゃんねるの4コマネタでしばしば引用されている。
故に、pixivにおいても「松田優作=盛大に噴いている」という意味合いで使われることがある。