概要
ヒューマンバグ大学において24歳の人情派武闘派極道の久我虎徹視点で描かれる裏社会組織の京極組がメインの極道ストーリーの総称。
基本的には敵組織や警察官などと対峙することが多い。1週間に約2回登場している。
主な作画担当はぽぽ夫くん。
話の内容はアラサー中堅極道・小峠華太とやや似て非なるものがある。理由は京極組と天羽組のカタギ(表社会の人間)への接し方にある。また、外道に堕ちた組員を改心させたり、京極組の良識派組員と手を組み、久我が京極組を一枚岩にしようとしている。
主要人物(詳細は京極組を参照)
京極組にも武闘派狂人極道と呼べるほどの実力を持つ兄貴達が存在する。
※×の付いたキャラクターは2022年6月9日時点で故人。
主人公
声:伊藤タカユキ氏
本シリーズの主人公。天才的な喧嘩の腕と任侠を重んじる心により、京極組の建て直しを図る新進気鋭の極道。カタギの人間にも優しいが、敵対者は徹底的に粛清する。
京極組上層部
- 日下孝次郎 ×
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の5代目組長。組長とは名ばかりで、仕事等は五十嵐に全て任せており、カタギに迷惑をかけるシノギも認めている外道。天京戦争で天羽組の小林によって殺された。
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の6代目組長で元若頭。優れた知識と戦略眼で主や部下を抜かりなくサポートする。若頭時代、日下から何もかもを押し付けられ、実質の指揮を取っていた。
- 大園
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の幹部で、教育係を務めている。
久我を支持する人物
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員であり、京極組最強クラスの猛者。俳句の一条の異名を取り、意味不明な俳句を詠みながら敵対者を始末する。
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。メリケンサックの近藤の異名を取り、ナックルダスターを使用して相手に強烈ストレートをお見舞いする。
声優:ヤシロこーいち氏
幹部兼武闘派組員。マチェーテで相手を素早く切り裂くことからマチェットナイフの国生の異名を取る。
声優:ヤシロこーいち氏
幹部兼武闘派組員。阿修羅の六車・二刀流の六車の異名を取る双剣の使い手で、その実力は京極組でも最強クラス。
声優:ヤシロこーいち氏
幹部兼武闘派組員。元プロレスラーで、190cmの長身に屈強な肉体を持ち、相手を様々なプロレスリングの技で粛清することからパワーボムの西園寺の異名を取る。
声優:伊藤タカユキ氏
武闘派組員であり久我の舎弟。斧の野島の異名を取り、斧で敵対者を両断する。また、彼はサイコパスで膝を逆に折り曲げる人に似ている。
声優:ヤシロこーいち氏
半グレから極道になった新人。スレッジハンマーの犬飼の異名を取り、怪力と器用さでハンマーを自在に操る。
声優:遠山春氏
武闘派組員。元は久我と共に喧嘩を行っていた久我の戦友。その後鳶職で働いていたが久我からスカウトされて京極組員となった。
- 相良颯誠 ×
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。特殊警棒の相良の異名を取る警棒の達人。元は良識派だったが外道に堕ち、再び良識派に舞い戻った。
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。金砕棒の海瀬の異名を取る金砕棒の使い手。常軌を逸した怪力と耐久力の持ち主。
声優:畑耕平氏
武闘派組員。刺身包丁の守若の異名を取る刺身包丁の使い手で、京極組の中で最も狂人である。
- 高砂
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。シノギの中でオネエに目覚めた極道。舎弟の面倒見が非常に良い他、戦闘でも筋骨隆々の肉体からエグい技を決めて相手を屠る。
久我の派閥でない人物
- 白武利光 ×
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。ブラックジャックの白武の異名を取り、ブラックジャックを使用して相手の骨を砕く。骨の髄まで腐った生粋の外道。
声優:伊藤タカユキ氏⇒ヤシロこーいち氏
半グレから極道になった新人。磯ミリンと山ミソの2人コンビ。鉄刀兄弟の異名を取り、そのコンビネーションで相手を滅多打ちにする。
お約束
本シリーズは、「小峠華太の活躍を通して、現代の極道の生活を描く」というコンセプトで制作されていた、ヒューマンバグ大学第1の極道漫画『天羽組の武闘派・小峠華太』とは違い、久我虎徹は『外道の巣窟に堕ちた京極組を、再び仁義を重んじた一枚岩の組織に変える』という目標を持って動いている。
その事も有ってか、本シリーズの物語は小峠華太のシリーズとはまた一味違う展開を見せる。
尚、「武闘派狂人の存在」「断末魔がギャグ調の時が有る」等、『天羽組の武闘派・小峠華太』でのお約束や既出の専門用語については、あちらの項目を参照されたし。
以下には、本シリーズ特有のお約束を記す。
- 「俺の名前は久我虎徹 ○○している(今の久我を取り巻く状況)人情派の極道だ」という名乗りから始まる(2022年4月3日付以前の動画では、「俺の名前は久我虎徹 ○○している(今の久我を取り巻く状況)新進気鋭の極道だ(現在は人情派の極道や武闘派の極道という肩書にもなっている)」)。
- 組の武闘派兄貴達は狂人の側面を持つが、基本的には部下想いな面が強調されており、積極的にパワハラを行う人物は少ない。但し、組に利敵行為を働いた構成員に対しては、容赦ない粛清を行う事も有る。
- 京極組の良識派構成員達は、街の住民達には全体的に慕われている。
- 組の道楽親父が毎回厄介事を持ち込んでしまう。
- 小峠華太のシリーズと比べ、構成員の死亡率は全体的に低めである他、敵対者が戦いを終えても生存している場合が少なくない(中には改心して久我に力を貸した人物も存在する)。
- 久我虎徹は個で圧倒的な強さを誇る主人公である為、主戦力としてシマ荒らしと戦う機会が多い。
- 久我虎徹は、組内の仁義外れや裏切り者の構成員と戦い、彼らを粛正して再び仁義に溢れた組織にしようとしている。尚、一部の面子に対しては、仁義を思い出させて改心させる為に動く場合も有る。
オーラについて
最近では武闘派狂人極道などの裏社会でも手練れクラスの人間はパーソナルカラーのオーラを纏う様になってきた(天羽組も同様)。以下にアクリルスタンドなどで描写された各人のオーラの色を示す。
久我:緑、又は橙
一条:水色
六車:群青色又は空色
相良:ヴァイオレット
海瀬:エメラルドグリーン
白武:薄紫と赤が所々混じった色
野島:黄緑色
鷹橋:青緑色
日下:鮮紅色
総集編で表記される名前もこの色に準拠している。