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シュウゾウの編集履歴

2022-07-21 04:27:01 バージョン

シュウゾウ

しゅうぞう

『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場するキャラクター。

「道具をあと1コ拾えるかどうかで命を拾うかもしれないぜ?」

概要

Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場するキャラクター。

外見は汎用だが非凡な存在


ギンガ団に所属する団員の一人で、本部の警備を担当しているが、実は怪しげなポーチ拡張術を「収納術」と称して有料で指導する副業を行っている。

ゲーム内通貨を渡すことでポーチの拡張ができるNPCとしては、過去作におけるミツバに近いギミックと見ていいのだろうか(ただ、あちらが徴収していたのは金ではなく一種のポイントのようなものとも言える)。


『LEGENDSアルセウス』では、最初は主人公が持つことのできる持ち物の種類が少なく、上限を拡張するにはシュウゾウにお金を払ってこの「収納術」を買う必要がある。


最初こそ「100円」という良心的な価格だが、拡張回数を重ねるにつれ要求金額は加速度的に上昇。最終的には100万円という法外な値段を吹っ掛けられることになり、まさにマルチ商法である。

常に金欠になる理由

本編では素材を集めて道具を自作する必要性が高く、必然的にポーチ拡張を求めてシュウゾウに貢ぐことになるのだが、あまりに阿漕な価格設定に捕獲で稼いだ金をすべて彼に落としてしまうことになり、多くのプレイヤーから「ぼったくり」「情報商材詐欺」と怒りを買った。

本作は『剣盾』とは異なり、ポケモンを捕まえる以外に金策と言える手段が少なく、プレイヤーが常に金欠になりがちなのもそういった感情に拍車をかけたと思われる。

ボッタクリン・シュウゾウ

せめて、指導料の上昇幅をもう少し押さえておけばここまでプレイヤーから反感を買うこともなかっただろう…。

お金もあまり貯まりません

また、ポーチの見た目を大きくすることなく、ポーチ内の空間を拡張したとしか思えないくらい多くの品を収める技術を持つことから、空間を司るパルキアが化けているのではないかとネタで言われることもある。


本作で以外にもプレイヤーの怒りを買った人物がいるが、そちらはシナリオを構成する上での要素を滲ませていたりしている。一方でこいつにはそんな要素は微塵もない。

更に話しかけて買わないと嫌味まで言ってくる。

また、値上げに関しては、本部外の祠の前にいるお婆さんもおまもりの値段を上げるが、あちらは「すでにおまもりを持っているけど、買うのかい?」「ポーチの中身を圧迫してしまう」とシュウゾウのようにこちらを煽ったりしないため、プレイヤーの怒りを買っていないし、むしろアドバイスまでしてくる。ギンナンも購入個数に応じてからくりの値段を吊り上げるが、電化製品の値段としては妥当な範囲で収まっているため、やはりシュウゾウのように恨まれることはない。

最も自分から話しかけて来なければ無害だが。


一応、警備に関しては真面目に取り組んでいるようで、中盤にツバキが勝手に本部に乱入する際、ツバキを止めようとして振り切られている。

それを聞いたデンボクが怒り心頭で「警備担当を鍛えなおす」と発言していたことから、シュウゾウはその後デンボクからかなり厳しい指導を受けたようである(それを聞いていたセキは「警備担当に迷惑をかけてしまった」と申し訳なさそうにしていた)。


シュウゾウとの上手な付き合い方

道具を預けられる「道具箱」には種類の上限はないので、積極的に活用しよう。

持っていくボールの種類を限定する

クラフトは村やキャンプで済ませ、素材はまとめて道具箱に保管する

この2点を守るだけでも、ポーチに余裕を持たせることができる。


「時空の歪み」には換金アイテムが多く転がっているが、重要なのは時空の歪みが予告されてから実際に発生するまでには十分なタイムラグがあるということ。

このタイムラグを利用してアルセウスフォンでキャンプに瞬間移動、すぐに必要にならないアイテムを全て道具箱に収めてスペースに余裕を持たせてから時空の歪みに向かう(+現地に着いたら大抵のポケモンを振り切れる脚力を持つアヤシシに乗って爆速でアイテムを回収する)ことで、たくさんのアイテムを拾うことができる。

「あかいかけら」などの単体ではあまり使い道のないアイテムもあるが、ほしのかけらのレシピをクラフト屋で購入すればほしのすなと合体させて5000円の換金アイテムに化けさせることができる。ほしのかけらのレシピは忘れずに買っておこう。


また、手持ちのポケモンが成長すると、「時空の歪み」での換金アイテムの収集が簡単になるほか、ストーリークリア後には野盗三姉妹を倒すだけできんのたまを4個(つまり4万円)確保出来るようになるなど、金策の手段が飛躍的に増える。無理に序盤にシュウゾウに貢がなくとも、じっくりゲームをやりこめばシュウゾウを札束で殴ることも可能なのである。そういう意味では、ある種のエンドコンテンツと言えるのかもしれない。


余談

…とここまで散々悪口を並べてきたのだが、冷静に考えれば(利害関係とはいえ)善良な中年男性から報酬を何万も巻き上げていく主人公も大概である。


最後まで収納術を習得した際、シュウゾウは「どんなものでも無限に入るカバンを研究する」と述べている。

未来のポケモンの世界では、第四世代以降バッグに入るアイテム数には「各種999個」という縛り以外限界がなく、ゲーム内に存在する全てのアイテムを収納することが可能である。

まあ仮にシュウゾウの研究成果だとしても、主人公に対するぼったくりが許されるわけではないのだが。


また、意外にも例の人と掛けたネタは見受けられない。


関連タグ

LEGENDSアルセウス ギンガ団(ヒスイ) パルキア


ヨクバリス:欲張り同士。キャラ的にはこのポケモンに近いというかこいつ自体がこのヨクバリスを擬人化したような人間である。


コイキング売り:同業者。ポケモンを売りつけて詐欺をやらかしているのでポケモンに無害と思われるシュウゾウを更に性格を悪くした悪役である。


ブルガン:同じく守銭奴。我欲の為に他人の物を横領したり、犯罪に等しい悪事を犯す等、シュウゾウよりも厄介な人物である。


ボックリン:同じくポーチを拡張してくれるキャラ。渡すのは金銭ではなく専用アイテムであるが、増やすほどに要求数をつり上げる点は共通しており、ボッタクリンと呼ばれるなど、ユーザーからの扱いも似ている。


外部リンク

シュウゾウ(ポケモン)・アニヲタWiki(仮)

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