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この記事は『コードギアスGenesic Re;CODE』イベントクエスト「過去からの刺客、そして」の重大なネタバレを含みます。

「ええ。私がゼロよ」

概要

Genesic Re;CODE』における「外典の世界」において、ルルーシュ・ランペルージの死後、彼の願いを叶えるべく「仮面の怪人・ゼロ」の座を継承したシャーリー・フェネットの姿。

アリバイ工作などの一時的な替え玉でゼロの仮面を被ったC.C.、百万のキセキのようなコスプレと異なり、ルルーシュと枢木スザクに次ぐシリーズ史上三人目のゼロ

正史とは異なる歴史を歩んだ世界線の為、ゼロとしては三代目ではなく二代目である(厳密にはゼロは『個人』ではなく『記号』とされているが)。

ロロ・ランペルージの凶弾から自分を庇ってルルーシュが命を落とし、道半ばで命を落とす万が一の事態に備えて彼が遺していた指示書『アンケイジ・プロトコル』の完遂を目的として戦う決意を固め、戦乱へと身を投じていく。

当初は「(C.C. が扮する)ゼロの推薦で黒の騎士団に加入した一般団員」という体裁を取っており、まだ覚悟が足りないという自覚からゼロの仮面を渡されても受け取らなかった。

それから様々な人間と語り合い、黒の騎士団として戦いを潜り抜けていく中で自分なりの答えを見出し、超合衆国憲章批准式典に際してゼロを正式に襲名する。

戦闘の腕前に関しては元々が何の訓練も受けていない一般人なので旧式のナイトメアフレーム相手でも苦戦し、一般団員用ので出撃した際には飛翔滑走翼に攻撃を受け墜落している。そのような腕前では高度な情報処理能力を要求される蜃気楼など到底扱えなかったため、新たに建造された専用機「ガウェイン・リゼロ」の操縦をC.C.に委ねることで補っている。(このとき「ナイトメアの操縦だけは上手くならなくて…」と申し訳なく思っているが、逆に言えばそれ以外はこなせている)。

ルルーシュを死に至らしめたロロに対して当初は憎しみを抱いていたが、ルルーシュが死の間際にロロにかけた「シャーリーに従え」というギアスの意味を考え抜く中で真意を悟り憎しみを捨て去った。こうした部分はTVアニメ本編における彼女が辿り着いた『許し』の価値観を髣髴させる。

また、ロロからもギアス抜きに守るべき存在として想われ、互いに完全な信頼関係を構築するに至った。

ゼロを継いでからもカモフラージュを兼ねてルルーシュの二足の草鞋を超えるゼロ・アッシュフォード学園生徒・黒の騎士団一般団員というトリプルフェイスをこなしているが、水泳部で体力自慢のシャーリーを以てしても相当なハードワークらしく、授業中に居眠りをしやすくなっている。

そして居眠りから目覚める度に、ルルーシュの在りし日を思い出して寂しい気持ちに駆られているらしい。

第二次トウキョウ決戦の最中でナナリー・ランペルージの救出に成功し、ナナリー・スザク・紅月カレンの前で自ら正体を明かし、「力のない者でも安心して暮らせる世界を創る」為に対話を望んだ。

「それがルルの願いであり……私の願いでもあるから」

その後、ブリタニアが二分される大規模な内乱が発生したり、超黒の騎士団を結成したようだが、アルによる観測は途中で止められており、神殺しの計画虚無を秘めた男にどのように立ち向かったのかなどを含めて、愛する男の願いを受け継いだシャーリーの反逆の物語の行方は誰も知らない。