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コスタリカの編集履歴

2022-08-05 11:13:44 バージョン

コスタリカ

こすたりか

コスタリカとは中米に存在する国家である。

概要

かつてメキシコ帝国だった地域の一部が様々な戦争を経由して、1838年に独立。


コーヒーバナナの生産地として知られ、かつては中南米の中でも豊かな国であったが、90年代以降はメキシコなど他の中米諸国と同様に麻薬の蔓延による治安悪化が進んでいる。


スペイン語が公用語で、カトリック信徒が多い。


1949年憲法により常備軍を廃止している。このため、リベラル派からは「軍隊のない平和な国」として賛美されるが、別に平和主義を信奉しているわけでも国防を放棄したわけでもなく、独立性の強い常備軍を置いているとクーデターが起きかねないからという身も蓋もない理由だったりする。その効果は抜群で、軍隊によるクーデターと軍事独裁が繰り返された中南米において、例外的に選挙による政権交代が続いて来ている。治安や生活水準も中南米では上位を維持して来た。だが概して貧困が広がり世界最悪の殺人発生率の諸国が並ぶ中南米の平均に比べてなので、楽園と呼ぶのは苦しい。


また、本当に軍備を廃止したのではなく、その分警察軍隊としての役割もかねており、隣国ニカラグア国軍の3倍近い予算(中米大陸第3位の防衛費である)を用いて対戦車ロケットなどの武器やヘリコプターなども装備し、過去に周辺国の侵攻に対し武力で対抗を行っている。

このため、準軍隊として扱われている。

ドミニカ内戦には平和維持軍の一員として武装警察を派兵し、イラク戦争にもアメリカの救援に応じて従軍している。

また、有事には正規軍を組織し、全国民を徴兵ができる事を憲法に明記している。


その他に米州相互援助条約(リオ条約)や麻薬取締協定等によりアメリカと密接な関係を持ち、アメリカ軍が駐留する等、実質的に軍事面でもアメリカに頼っている。過去に何度か侵略の危機があったが、外交努力だけでなく米軍の軍事力で回避している。

このような安全保障体制は、平和憲法を持ちながら軍事的にはアメリカのサポートを行っている(=アメリカの地域支配に加担している)日本と似た部分が多い。


基本データ

正式名コスタリカ共和国
面積51,100平方km(四国と九州を合わせた大きさ)
人口約472万人(2011年)
民族スペイン系(一部先住民との混血)
言語スペイン語
宗教キリスト教(カトリック)
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