概要
クライン・サンドマンがゼラバイアの脅威に立ち向かうために作り上げた人型機動兵器。
天空侍斗牙が「エルゴフォーム」と叫ぶことによって「超重合神」(合体)する。
メインパイロットは斗牙が努めており、サブパイロットは紅エイジ（Gアタッカー）、ミヅキ・立花（Gストライカー）、城琉菜（Gドリラー）、エィナ（Gドリラー）、リィル（Gシャドウ）の5人が務めている。
超重合神の際、グランカイザーはコアユニットとなり、Gアタッカーは右脚、Gストライカーは左脚、Gドリラーは両腕、Gシャドウは胸に変形する。
重力子エネルギーを利用しているため絶大な力を持っているが、臨界点が存在するため、合体したままの状態でいられる時間は非常に短く、臨界点に達するとリミッターが働き強制分離する。
後に「グランファントムシステム」と呼ばれる自動操縦システムが取り付けられ、メンバーが欠けた状態でも使用することが可能になったが、人が乗っていない分パワーダウンする（重力因子がある人物が多いほどパワーが上がるため）という欠点も生じている。
武装
合体前の武装はすべて使用可能。加えて格闘戦用の武器が使用できる。
- グラヴィティバルカン
- グラヴィトンミサイル
- グラヴィトンミサイル・フルバースト
- グラヴィトンレーザー
- グラヴィトンライフル
- グラヴィトンバスター
- グラヴィトンヴァイパー
- グラヴィトンソード
- グラヴィトンクラッシュ
- グラヴィトンブレイカー
- グラヴィトンプレッシャーパンチ
- グラヴィトントルネードパンチ
- グラヴィトンアーク
- グラヴィティクレッセント
- 超重剣
必殺技
- 超重斬：超重剣に重力子エネルギーを充填し、そのまま叩き切る。元はソルグラヴィオンの武器。
ゴッドΣグラヴィオン
『超重神グラヴィオンZwei』終盤で登場した機体(形態)。
グランカイザーのプロトタイプに相当するグランΣをコアとし、ゴッドグラヴィオンを形成していたグランディーヴァが『超重合神』したもの。
グランディーヴァはカラーリングが変更されており、グランファントムシステムによって制御される無人機となっているため、グランナイツが駆るソルグラヴィオンと同時運用が可能。
ファントムシステムの影響で性能はダウンしているが、グランΣの性能とパイロットであるサンドマンの技量によってゴッドグラヴィオンと同等の力を発揮している。
『スーパーロボット大戦Z』(2008年)では、ゴッドシグマとの名称の相似を物語上の演出として活用されている。
武器
基本的に超重剣を除くゴッドグラヴィオンと同じ武装を使用。加えてグランΣ側に内蔵された双刃の槍『グラヴィトンランサー』を使用することが可能。
必殺技
- グラヴィトンブレイク：グラヴィトンランサーに重力子エネルギーを纏わせ、高速の手さばきで相手を切り刻む技。状況によって分割させて二刀流で切り裂くことも。
余談
実は『勇者王ガオガイガー』のガオガイガーのデザイン稿で没になったデザイン稿の再利用であり、京急2000形が京急800形の没デザインが再利用された事を連想し興味深い。
