曖昧さ回避
概要
CV:塩沢兼人
アンジーの上司。天使たちの最高位である大天使の青年で、主に霊の成仏や魂の転生などの仕事を統括している。アンジーの憧れの人でもある。
天使の頂点ともいえる大天使だけあって、真面目で厳しい性格。そこそこの策略家でもあり敵対する者には厳然な態度をとり、悪魔にアンジーが捕まったときは、あえてアンジーを見捨てるような発言をすることで悪魔がアンジーを解放するように仕向けた。
部下のアンジーが小町を成仏させられないことに頭を悩ませていて、アンジーを『のーなし』呼ばわりすることも多い。しかし、自分が小町を成仏させられなかった(捕まえそこねた)ときは、アンジーの苦労を察し、また捕まえられなかった自分自身の反省のために自らトイレ掃除を行い、「お前の気持ちがわかった」と言ってアンジーを元の職場に復帰させるなど、とても理解のある人物。
その一方で、ヘアスタイルをどうするか真剣に悩んだり、人間界にこっそりとやって来た時には通貨の概念を知らずタダ食いをしてしまうなど、真面目だがギャグキャラとしての一面も見せている。(まぁ元々ギャクマンガだし…)
美形のため、アンジーだけでなく、同性の大天使ガブリエルからも一方的に親友以上の感情を抱かれているが、当のミカエル自身は全く気づいていない。
大福寺藻奈寛の亡き妻・美加枝(みかえ)に瓜二つで、藻奈寛はアンジーから別人だと言われても、「美加枝は信心深かったから、死んで大天使になった」とミカエルが美加枝だと信じて疑わなかった。
ミカエルも藻奈寛と会って、勘違いしているのは察したが、藻奈寛の美加枝に対する気持ちを聞いて、何も言わず笑顔で藻奈寛の頭を撫でて消えることで、藻奈寛の心の痛みを取り除いていた。
最終話では、小町が1999年にあんこの娘に生まれ変わり、恐怖の大王に成長することを知ってていながら、あえて小町を成仏・転生させ、その事実を知ったアンジーから「こんなことなら転生させないほうがよかったんじゃ…」と言われるも、「運命は変えられない」とあっさり答えていた。