概要
『風都探偵』第7話「sの肖像」で左翔太郎が少年だった頃に遭遇したドーパント。
誰にも相手にされないある男が、アリジゴクの記憶を宿すアントライオンメモリで変身したドーパントで、巨大なすり鉢型の巣を作って相手を引きずり込み、体液をすする。
また毒針を飛ばす能力もある。
相手にされない腹いせ(要するに非リア充)から、子供やカップルを無差別に襲っており、特にカップルがどちらか一方でも助かって欲しいと助け合う姿を、ネチネチと嘲り笑いながら追い詰めていく。
最終的にはこの能力で「風都の神になろう」と企んでいたらしい。
はるかぜ公園に出現してカップルを襲撃。助けに入った翔太郎の右足に毒針を浴びせて巣に落とすとカップルの男性を捕食。次に翔太郎を食らおうとするが、鳴海荘吉が変身した仮面ライダースカルと戦闘。
毒針をはたきおとされるが自身の能力で翻弄し反撃。直後に顎でスカルの首を挟んで体液を吸おうとしたが通用せず、ライダーキックを受けメモリブレイクされた。
その後、毒素の強い初期型のメモリであったのもあり、メモリブレイクと共に死亡した変身者の男の体は、自らが造った蟻地獄の中へと沈んでいった。
余談
アリジゴクとクワガタムシの見た目が似ている点から、MOVIE大戦COREで仮面ライダースカルが戦ったバット、スパイダー同様、メモリガジェットを裏モチーフとした怪人と推測される。
関連項目
スパイダー・ドーパント:カップルを標的にしたドーパント繋がり。こっちはガチでリア充を爆発させている。