データ
初出 | 第3世代 |
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タイプ | エスパー |
分類 | 特殊 |
威力 | 70 |
命中率 | 100 |
PP | 5 |
範囲 | 1匹選択 |
直接攻撃 | × |
効果 | 50%の確率で相手の特防を1段階下げる |
概要
ラティオスの専用技。
まばゆい光を解放し、相手を攻撃する技。
ラスターパージだがはがね技ではなくエスパー技である。はがね技の方は「ラスターカノン」。
……なのだが、上記の通り威力70なのが困りもの。
さらにPPは僅か5。いくらなんでも少なすぎる。
この技と比較に出されるのは、やはりエスパータイプ不動の安定技サイコキネシス。
威力はあちらの方が上、PPも上。とにかく使い勝手の面で完全に負けてしまっている。
さらに頼みの追加効果も発動率こそ低いが被っているという始末。これはひどい。
一応、こちらは発動率5割なので、特防を下げるためだけにこの技を使うという選択肢がなくはない。
ただ、やはり少なすぎるPPが完全に足を引っ張っている点は否めない。
第8世代ではタルップルの専用技かつタイプを除けばラスターパージの完全上位互換である「りんごさん」が登場してしまった。この技自体は結局手付かずのまま。
ポケモンGOでも2022年5月にメガラティオスと共にゲーム内に実装された。
しかし、フルゲージ技でありながらジム・レイドでは威力100、PvPで120とやや中途半端な威力であること、苦労してゲージを溜めて発動させても確実に追加効果を得られるとは限らないことなどから、ユーザーからの評価はイマイチ。追加効果の発動率は下がるものの、より回転効率の高い技である「サイコキネシス」を使った方が効率的にダメージを与えられるいう意見もある。あれ?原作と同じじゃないか…。
いずれにせよ、こういった事情があるため、現状ではこの技を覚えた個体は一種の記念品のような扱いで、原作同様、無理に覚えさせる必要はないとする方針が主流である。
アニメ
水の都の護神では、ラティオスとラティアスが使用していた光の結界が、ラスターパージの初代エフェクトと類似しており、RSEと同じくエネルギーを球形に放出していた。
後にタクトと共にラティオスが登場した際には、ラスターパージが光線技になっていた。