「その名前でボクを呼ぶな!ボクは人間に戻るんだ。人間の『滝川空』へ……」
概要
コヨミを殺害し、賢者の石を手に入れたグレムリンがその体に石を取り込む事で進化した姿。
しかし未だ賢者の石に蓄えられた魔力が足りず、人間に戻れなかったため、さらに賢者の石に魔力を供給するため、多数のグールを率いて魔力を持った人間を探し出すために無差別に人間に襲い掛かる。
賢者の石を取り込んだ事で姿がカーバンクルに似たより凶暴的な姿にかわり、力も大幅に強化され、魔力、肉体的な強さで三人の仮面ライダーメイジを一方的に変身解除に追いやるだけでなく、インフィニティースタイルをも圧倒する程の力を持っている。武器として白い魔法使いが所持していたハーメルケインを使用する。
最期
駆けつけたウィザードも強力な攻撃でインフィニティーからフレイムへと弱体化させたものの、止めに降り下ろしたハーメルケインをディフェンドウィザードリングを犠牲にして防がれてしまう。
その隙を付かれて至近距離からのパンチを食らい、賢者の石を奪われ元の姿に戻ってしまい、賢者の石をホープの指輪に変えたウィザードが放つストライクウィザードを受けて敗北。
「他人の希望を奪って、君はそれでも魔法使いなのかい?」と皮肉を言ったものの、「人の心を失ったお前は、人じゃないだろ?」と晴人に返されると、苦笑しつつ消滅した。
余談
ウィザードの最強形態であるインフィニティースタイルを圧倒し、弱体化させたという点では、ラスボスの中では強い部類に入るかもしれない。
なお、人間に戻りたいがために賢者の石を取り込んだ彼だが、取り込んで以降は人間に戻るどころかより異形な姿へと変化している。その為、視聴者の中には「人間に戻るどころか、ますます人間から遠のいているのではないか?」とも考察している人もいる様子。
ちなみに肩甲骨の部分にはカタカナで「ソラ」と入っており、演じた前山剛久氏も丸山浩氏に気付いたとコメントしている。
関連タグ
蝶絶神デーボス、プロトジコチュー:同時期のニチアサ作品におけるラスボス。
サジタリウス・ノヴァ←グレムリン(進化体)→ロード・バロン