三神将

さんしんしょう

三神将とは、『忍者戦隊カクレンジャー』に出て来る戦隊ロボの総称である。

概要

厳密にはロボットではなく、物語開始より二千年前に妖怪軍団と戦った3人の賢人が死後、転生した生命体であり、ツバサマルが心、隠大将軍が技、無敵将軍が体と言う具合に、三体がそれぞれ心技体を司っている。

普段は天界に鎮座しており、戦闘時はカクレンジャーが隠流忍法によって彼らを召喚して戦っているが、そもそも彼らは生命体である為、カクレンジャーが呼ばなくても自らの意志で地上に現れる上、乗り込まなくても自立行動が可能。

因みにカクレンジャーに召喚される際は5人の意思によって動き、自分で出撃した時は自分の意思で動く。

その正体は愛や勇気、希望といった人間の正の感情の化身であり、怒りや憎しみなどの負の感情の化身である妖怪と対を成す存在であった事が最終回にて明らかとなった。

尚、ニンジャマンは彼らの弟子である。

主な役目は巨大化した妖怪との戦闘だが、三太夫が作中にて亡くなってからは彼の後を継ぐようにスーパー戦隊で言う所の司令官枠を務めるようなこともあった。

ここまでならスーパー戦隊における巨大戦力の三体に過ぎないのだが、三神将の場合過保護な所があり、特にピンチにも劣勢にもなっていないのに巨大戦でカクレンジャーの助太刀として現れるというのがお約束パターンとなっておる。

ちなみにツバサマルだけは他の神将とは違って人型ではないためか、弟子のニンジャマンからは呼び捨てにされたこともある。