概要
地球帰還のために組織された市民軍であるディアナ・カウンターとは別のムーンレィスの軍隊で月面都市ゲンガナムを築いた月の名門であるギンガナム家が率いており当代の総大将はギム・ギンガナム。
地球の人類がかつての宇宙世紀などのように発達した文明を持って月に侵略してくると言う事態に備えて2500年間に渡って訓練をしていた。
戦術用語には「車懸りの陣」、部隊長を「大名」、当主ギムを「御大将(おんたいしょう)」と呼ぶ習わしがあるなど、日本の古い風習がギンガナム家には存在している。
ギムは地球帰還に際して武力による侵略を主張したが穏健的な考えを持っていたディアナ・ソレルはそれに反対して市民軍であるディアナ・カウンターを組織した。それに腹を立てたギムはかねてから地球帰還に反対していたアグリッパ・メンテナーと密かに結託し、ディアナを排除しようと画策した。
月のマウンテンサイクルでモビルスーツを発掘したり、戦力を整えていく。
そしてミリシャが和平交渉の為にウィルゲムで宇宙にやってきた際にその姿を現してミリシャを攻撃した。
月においてアグリッパが討たれた後、黒歴史を知ってかつてのテクノロジーを手に入れようと企むグエン・サード・ラインフォードらのイングレッサの一部メンバーと結託し、∀ガンダムを奪取、邪魔なディアナやロランたちを月に足止めした上で地球侵攻を開始、ルジャーナ・ミリシャやディアナ追放後のディアナ・カウンターに牙を向いたが、ディアナ達が地球に帰還し結託したミリシャとディアナ・カウンターの共同戦線の前に艦隊は壊滅、そしてギムも2機のターンタイプ共々封印された。
結果的に彼らとグエン達の悪行がそれまで対立していた地球と月の和平のきっかけとなった。
所属者
- ギム・ギンガナム(総大将)
- メリーベル・ガジット(ギンガナムの側近)
- スエッソン・ステロ(マヒロー隊隊長)
- ヤン・シッキネン(マヒロー隊隊員)
保有戦力
関連タグ
ソレスタルビーイング:後のガンダム作品に登場する組織。主人公側の組織だがこちらは自分たちが世界共通の敵になる事で意図的にバラバラで対立状態だった世界を統一に向かうように仕向けた。