概要
洞窟に生息する巨大生物。その全長は40mほど、体重も17t近くもあり、象サイズのトロルコングを簡単に丸呑みする程の大食い。
捕獲レベルは21~25とされているが、更にレベルが高い個体もいる。
無数の腕が生えており、3つの目は顔面から突出し、ライオンのような鬣を持っている不気味な姿。
主な武器は口から吐き出す毒液と、胃から直接絞り出す消化液。また、鼻先にあるピット器官は0.0001度の狂いもない強力な赤外線探知機であり、暗闇の中でも獲物を探し出すことが可能。巨体に見合わず動きは機敏で、ココの毒砲を簡単にかわせる。
皮膚は極めて伸縮性に優れており、ギュッと固めることで高い防御力を発揮する。
また再生能力も非常に高い。
肉はかなり美味い。㎏単価150万円と破格の値が付けられている。
登場時の解説ではバトルウルフと互角の強大な猛獣と言われていたのだが、いざ出てきた際は本気を出したトリコとココの敵ではなく、そのバトルウルフにもあっさり瞬殺されたりと、当初はトロルコングと同様の設定倒れの生物のように受け止められていた。
だが、かねてより作者からは「世界のどこかにはもっと強い個体がいる」ということが示唆されており、後に描かれた一龍と三虎の過去編では、子供時代の三虎がデビル大蛇に挑んで敗北したが、その時のアカシアも「世界最大級のデビル大蛇はこの世界の8種の獣たちの王“八王”と遜色ない実力を持つ」と説明するなど、決してあの程度の生物ではないことが仄めかされていた。
原種
ネオと八王達との戦いで登場したグルメ界に生息するデビル大蛇の原種。
全長1200mと人間界に生息する個体よりも遥かに巨大で、ネオですら油断すれば身体を溶かされる程の消化液を有している。
エリア5を支配する八王“鹿王スカイディア”の背中を覆う捕獲レベル4000以上の猛獣がひしめく森林地帯に生息しており、ネオを敵視するスカイディアの意志に従って彼が生み出した裏の世界で同じくスカイディアに呼ばれた他の猛獣とネオに襲いかかった。
気になるその捕獲レベルは5100と人間界の個体とは比較にならない。
ちなみに捕獲レベル5100はグルメ界でも最強クラスの数値であり、これを超える猛獣は狼王ギネスの率いる群れの二番手の捕獲レベル6090のバトルウルフと、八王と捕獲レベル10000のGODのみである(参考リンク)。