「こっちじゃ全然“アリ”よ。よろしくね、花婿さん」
お堅い概要
機動戦士ガンダム水星の魔女の記念すべき第1話を締めくくった、
(ガンダムシリーズとしては)衝撃的がすぎる迷台詞。
経緯は各記事で散々書かれているので敢えて3行でまとめると
と言う流れで発せられた。
わ…私、考察ですけど…?!
本セリフの本作における意味を考えるならば
「放送前の事前情報の総決算」、斬新さをシンプルかつ衝撃的に纏めた
つかみは抜群の一言というべきだろう。
よその記事と被る部分が大きいが、本作は「ガンダムシリーズとしてみれば」、TVガンダムシリーズ初の女性主人公など目新しい要素が多く(ガンダム新作特に非宇宙世紀作品の通過儀礼とはいえ)古参のガンダムファンからは強く賛否両論巻き起こしていた。
しかし、それでも人を選ぶような尖った展開…ぶっちゃけてしまえばガチ百合まではないと思われ、百合界隈からはさして注目されていなかった。
仮にも天下のガンダムかつ日5枠復活の第一弾なのだし、せいぜいが親友程度であろうという目算が大半だったのである。
そこに来てこの有様。
放たれた一撃は夢を忘れた古い地球人の脳天を突き抜け銀河に向かって飛んでいき、
2022年夏アニメ終了に伴う百合フェプタンRの禁断症状に伴う難民に刻の涙を見せた。
今後本作がどのような展開を見せるにしろ、このような衝撃的な台詞で視聴者の魂を地球の重力に囚えることに成功した以上は尻すぼみで終わらないことを祈りたい。
たとえ賛否両論になろうともろうそくみたいにきれいな花火を。
全然アリなネットスラング
そしてもう一つ。この台詞の人気の秘訣は例によって汎用性の高さである。
「ガンダムを穢すな!」 「水星ってお堅いのねw」 |
放送前、散々女性主人公、学園モノ、百合っぽい雰囲気(ではなくガチだったが)に荒みきっていた界隈をこの一言で片付けてしまった。
今や、論理的な批判はまだしも迂闊に言いがかりをつけようものなら「お前水星人だろwww」と夢を忘れた古い水星人、オールドタイプならぬハードタイプ認定されて煽り返される時代と化したのである。
なお絶えて久しいがシリーズ過去作のファンを「火星人」「地底人」と呼ぶ、ファンも作中人物もとにかく口が悪すぎることで有名な巨大ロボゲーがかつて存在した。
連中百合も薔薇も好きだし。先生何もしないから地下駐車場に来なさい。
話を戻すが、
もちろん言うまでもなく使い所を間違えれば荒らしである。
TPOを弁え、空気を読んで使いましょう。
よろしくね、関連イラストさん
ミオリネが攻め側なイラストに使うと良いかもしれませぬ。
魔女と関連タグ
ミオリネ・レンブラン:言った方
スレッタ・マーキュリー:言われた方
ガンダム・エアリアル:発言の場
グエル・ジェターク:機体をバラされたこの人の羽飾りが現場で舞い散ってました。
地底人、火星人:アーマード・コアシリーズにて旧作ファンを3以降の人間が呼んだり時には煽る時の言葉。