喫茶どんぶら
きっさどんぶら
概要
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する喫茶店で、五色田介人がマスターを務めている。
鬼頭はるかがオニシスターへ選ばれた時にいた場所であり、その直後に罪を着せられた彼女は、ドン2話において、ここでアルバイトをする事になる。
一応、ヒゲメガネによる変装は禁止されているが、実際にそれを使用しても特に問題にされない。また、いきなり休みを申請してもOKされたり、どちらも一時的ではあるが、勝手に兼業(そもそも介人がその事を把握していたかも定かでないが、その後はるかはウェイトレスを続けている為、別段問題視されていない模様)したり、代役を立てて休業したり、小規模と言えども営業中の店内でライブを開催する事さえも、特に咎められない等、やたらとユルい。
店の立地や間取りや外観等、『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場する「駄菓子屋カフェ・カラフル」と全く同じであるが、マスターである介人の存在を含めて現状詳細不明(ドン31話でどんぶらのある地域が前作の舞台である寺乃町周辺である事が判明している)。メタ的に考えるなら同じセットを使っていると言えるが、カラフルが存在せずに全く別の店に置き換わっている辺り、ドンブラザーズの世界はゼンカイジャーの世界とは全く別の世界である事を、視覚的に分かり易く演出しているとも言える。
店の内装や従業員の服装共に文字通りカラフルだったカラフルとは反対にモノトーンでシックな雰囲気が強く、あちらとはまた違った方向にノスタルジックな印象を与えている。尚、公式によると内装デザインは介人の好みゼンカイとのこと。
現在ドンブラザーズのメンバー中、はるかを中心に桃井タロウ、猿原真一、雉野つよしが話し合いをする場として利用されており(番外編では残るメンバーの犬塚翼も加わっている。尚、翼はドン12話にて店の前まで訪れていたのだが、店に入る直前に警察に見付かり、逃亡する羽目になった。結局、劇中においてちゃんと訪れる事が出来たのはドン19話が初となった。しかし、この時は熟れた様子で店に入ってきた事から、その時までに何度か訪れた可能性も否めない)、実質的にドンブラザーズの交流地点・活動拠点として利用されている。
はるかがキビ・ポイントを使ってドンブラザーズを一時脱退した際には、彼女と同じ様に盗作の疑惑を着せられて転落した前田真利菜がオニシスターになると同時に、この店でアルバイトをしている事になった他、ドン12話ではアイドルの卵である吉良きららがアルバイトに加わっていた。
因みにはるか以前にも、「黒砂糖」のかりんと言うアイドルが、下積み時代にこの店で働いている等、何かとアイドルに縁がある。果てはドン20話でマスターの介人自身がドラゴンファイヤーズの“長官”として表彰されて、写真集が発売されたりと、関係者の世間的知名度がやたらと高い状況となる。
こうした事情も関係しているのか、店の規模に反して、高価な絵画を購入するのに金に糸目をつけない余裕がある程に、財政面もかなり潤っている模様。
ドン13話ではドンペリもあることが判明し、さらにドン15話にてはるかがキビ・ポイントがマイナスになった影響による不幸で、歩けなくなった際には、奥から車椅子を用意していた他、ドン24話では店のバックヤードに本格的なピアノを備えた小ホールまで備えている事が判明した。
介人曰く「喫茶どんぶらに、無い物は無い」とのこと。
他にもドン21話では前話にて発売されたマスターの写真集の専売コーナーが設けられているがドン24話にて、見事完売した。
ただしドンブラザーズの拠点となっているこの喫茶店には、敵である脳人、アノーニ、獣人(さらにスピンオフではヒトツ鬼、果てはイマジンまで)もやってきた事もある。
尚、壁にあるお品書きである札をひっくり返すともう1つのメニューが記載されている為、物理的な裏メニューが存在している。
現在判明しているのは以下の通り。
表面 | 裏面 |
ミックスジュース ¥500 | きびだんご 時価 |
アップルジュース ¥500 | カラフルサンデー¥550 |
尚、介人ははるかにカラフルサンデーの札を見られそうになった際は無言で札を裏返そうとするはるかを止めていた。
カラフルに酷似した店構えに裏メニューのカラフルサンデー、果たして関連性の秘密や謎はいかに…?