解説
創設年 | 1991年 |
---|---|
加盟年 | 1991年 |
ホームスタジアム | IAIスタジアム日本平 |
クラブカラー | オレンジ |
マスコット | パルちゃん |
1991年創立。
「清水」の名は旧清水市に由来し、静岡市との合併後もクラブ本社と本拠地スタジアムは清水区にある。
1993年にJリーグ開幕10クラブの中で、唯一実業団ではないクラブとして参加した。
Jリーグでは優勝なし(ステージ優勝1回もチャンピオンシップ敗退)だが、ナビスコカップと天皇杯で1度ずつ優勝。
2015年シーズンにJ2に降格してしまうが、2016年のJ2で2位となり1年でJ1復帰を果たす。
しかし2022年11月5日J2降格が決定した。ジュビロ磐田もJ2降格が先に決定した為、2023年は静岡県からJ1クラブが不在と言う事態になった。
マスコット
「パルちゃん」。
よく『犬』だの『コアラ』だの言われるが、モデルになった生物はいない。
パルちゃんより一回り小さい『こパルちゃん』が2体いるが、パルちゃんとの関係は不明である。
2012年には、パルちゃんの彼女として『ピカルちゃん』が登場した。
スタジアム
静岡市清水日本平運動公園球技場
(命名権名称、IAIスタジアム日本平)
芝生の手入れの良さは有名で、2008年から2015年までずっとJリーグベストピッチ賞を受賞していた(2016年はJ2のため対象外で、同年限りで賞が廃止)。
ゴール裏スタンドのみ2層式。アウェイ側スタンドからは駿河湾と富士山が一望できる。
このスタジアムへは、ビン・缶はもちろん、ペットボトルも一切持ち込めないので注意。
最寄駅からは相当遠く、清水駅または静岡駅からシャトルバスを利用する。帰りのバスの運行台数は非常に多いので、たとえバスの列は長くてもそんなに待たない。
自動車利用の、オフィシャル駐車場は、2017年よりシーズンシート保持者専用になった。
このため一般利用者は、エスパルスドリームプラザなど清水港周辺に止めて、シャトルバスを利用して向かう。スタジアムに近いところには民間駐車場も多数ある。
問題は民間駐車場から無秩序に車が出るため、シャトルバスの運行路が渋滞してしまうことである。
トップチームの前身
クラブ公式でも触れられていないので、トップチームに前身は無いと思われがちだが実はある。
前身は1974年(昭和49年)に設立された2代目・清水サッカークラブ(清水クラブ)であり、設立母体は静岡県サッカー協会中東部支部を兼ねる清水サッカー協会である。
ソースは清水サッカー協会公式サイトの『沿革 昭和23年~49年』と中日新聞東海本社の記事である『あのとき、それから しずおか平成史 Jリーグ(1) 清水エスパルス<上>』である。
清水サッカー協会の沿革のほうには「昭和49年」の項目に「清水クラブ新発足」と書かれている(※ちなみに沿革には「昭和31年 清水クラブ 全国都市対抗3位」とも書かれている。これがピクシブ百科事典のこの記事において前身を『2代目』と形容した理由でもある)。そして、同チームの発足経緯としては後者である中日新聞東海本社の記事書かれている。取材当時の清水サッカー協会副会長によると発足前から高校や大学を出た選手がプロとして働ける場が欲しいとの話し合いがあり、結果、地元有望選手の受け皿を目的に清水クラブが発足した。その後、清水クラブは後に静岡県サッカー協会理事長ともなる堀田哲爾によって小中高生の選抜強化組織である清水FCのトップに位置付けられ、プロリーグ(Jリーグ)入りを推し進められることになる。(この時の清水FCが清水エスパルストップチームの直接の前身であるのは周知の通りである。その後チームはJリーグ発足後に清水FCエスパルスと改称し、1996年に正式に清水エスパルスと改称して今に至る。)
なお、清水クラブから清水FCへと改称したのがいつ頃なのかは具体的なソースがないので割愛させていただくが、少なくとも東海社会人サッカーリーグから降格し、再び静岡県社会人サッカーリーグ1部に在籍し始めた後の時期であるというのはハッキリしている。