アリスソフトが発売しているアダルトゲーム「Rance」シリーズの主人公。
戸籍では「ランス・スーパーキング」で登録しているが、「ランス・クリア」が本名。
しかし、本編で「ランス・クリア」の名前が出たことはまるでない。
彼のルーツは二十年たった今でもまったく不明のままなのだ。
ちなみに最新作にあたる「ランスクエスト」では、23歳を数えている。
これでも三児の父親だったりもする。(ランスクエスト終了現在)
性格
自分の欲望に超正直で、正義とか秩序とかなんぼのもんじゃい!!といわんばかりの性格の持ち主。ついたあだ名が”鬼畜戦士”ってなもんだから相当である。
ただし、自分の欲望に超正直なだけ、かつ相手の意思をほとんど気にしていないだけで女の子を辱めることそのものを楽しんでいるわけではなく(結果的に辱めていることは多々ある)、作中のとあるキャラからは「だってキミは本物の鬼畜じゃないもの」と評されていた。
ちなみに、十六歳の頃までとある女剣士(名前は不明)の下でサバイバル訓練と最低限の性交観念を学んでいる。そのため犯罪もいとわない鬼畜らしさは目立つが、ぺドフィリアやネクロフィリア、重度のレイパーや近親相姦者などといった社会不適合者では決してない。
もちろんそういったクズを、ランスは過去に何人もぶった切っている。やるときはやる男。
その素直さでもって、時には悪逆、時には人助けを気ままに行う。責任感など微塵もない。
シリーズを重ねるごとにハーレムを形成していくが、ついてくる女の半分ほどはランスに惚れているわけでない。ただランスの向こう見ずな行動力に流されているだけだったりする。
「世界中の美女に愛(セックス)を与える」ことが使命、とかのたまっている。
てきとーにデカイことを抜かしているが、ただ本人は美人とセックスをしたいだけである。
色々な意味でエロゲーの主人公としては最適な男。
規格外な男
フリーの冒険者にして、大国リーザス、魔法王国ゼス、東国JAPAN、自由都市の巨大財閥と非常に親しく、過去の冒険で返しきれないほどの大恩を与えている。
最近になってカラー(エルフ)の村で英雄扱いになったり、最大宗教のAL教団の法王ともつながりを持ったりもした。彼の一声で動く情勢は、彼自身が自覚しているものよりはるかに大きい。
しかしリーザス女王の情報操作により、彼の解決したあらゆる行いは歪曲、秘匿されている。
よって、傍からすれば、自分の英雄譚を語るランスはただのほら吹き小僧である。哀れ。
また、ランスの世界では全ての人間はレベルアップできる上限がそれぞれ決まっているが、彼だけはイレギュラーな存在なのか、その限界が存在せず、実質無限に強くなれる素質を持つ(ただ、冒険の合間にしょっちゅう怠けてレベルダウンしているため、高Lvでいる期間はあまり多くない)。
そして、人間は言うに及ばず、幽霊・カラー・人造生物・女の子モンスター、さらには超越存在である悪魔・魔人・天使とすらエッチしている。恐らく世界で唯一の所業である。
シィル・プライン
別名、ランスの外付け良心装置。
ランスは十六歳のころ、全財産をはたいて服従の魔法がかかった奴隷を買いました。
それから彼女のことを、ランスは特別大事にしている。(本人は全く自覚が無いらしい)
恋人とも違う、相棒とも違う、本当に文句一つ言わず彼の欲望とわがままを受け入れる存在。
ずうっと一緒に冒険をしていた、いびりがいのある「奴隷」という不思議な関係であった。
しかし過去の旅で、魔王の手によってシィルは氷漬けになってしまう。
大切な「奴隷」の呪いを解くため、ランスは一人旅を・・・・・・。
・・・・・・なわけがありません。
いつもどおり、ランスは知らない女の子へちょっかいを出します。
「・・・ま、本当の本当に忘れる、ちょっと前には顔を出してやるから安心しろ」
「・・・・・・」
「では、行ってくるぞ」