トラベリオン

とらべりおん

魔法戦隊マジレンジャーに登場する巨大ロボ

概要

「マジコークス」と呼ばれる石炭を燃料としており、魔法で作られた異空間「マルデヨーナ世界」に行くことが出来る。

トラベリオン用のマジチケットを改札することによって呼び出すが、その特性上チケットを盗まれたことで敵に奪われてしまったこともある。

基本的に戦闘ではマジシャインが操縦し、平常時はスモーキーが操縦する場合もある。

主な技は煙突状の頭部から蒸気を噴射するスチームバズーカと連続で敵を殴るピストンパンチ。

更に、両足には魔法のレールで敵を拘束する小型列車「リモートライナー」を格納している。

必殺技は敵を胴体部分の罐に吸い込んで焼き尽くすというなかなかえぐい技「デストラクションファイヤー」で、劇中では冥府神でも屈指の防御力を誇るドレイクすらも倒している。

また、逆噴射することで火炎を放っての遠距離攻撃も可能。

玩具ではマジキングやウルカイザーと互換性があり、胸の部分を付け替えることが出来る。

冥獣人ニンジャ・キリカゲとの戦いにおいては召喚の際ノリノリになったスモーキーによって「魔法鉄人トラベリオン様御出座」と呼び出され、奉行役のマジシャインがキリカゲに判決を下すという寸劇が展開した。

ちなみに、マジレンジャーの世界で純粋なロボットと呼べるのはこのトラベリオンだけである。

これは他の「ロボ」は全てマジレンジャー(あるいは幻獣)が巨大化合体したものであるため。そう考えると小津家で唯一、巨大化を使用しなかった天空聖者サンジェル/マジシャインは異端の存在だと言える。