パワードレッド
ぱわーどれっど
概要
機体名 | ガンダムアストレイ パワードレッド (Astray Red Frame Powered Red) |
型式番号 | MBF-P02 |
装甲材質 | 発泡金属装甲 |
武装 |
|
特殊装備 | パワーシリンダー |
必殺技 | 赤い一撃(レッド・フレイム) |
開発経緯
ロウは150ガーベラを鍛造したはいいものの、素のレッドフレームでは満足に使用できない(たとえ極低重力下でも一振りするだけで腕部が損壊してしまう)ことに頭を抱えていた。
一応彼なりにMSに対応したサイズのパワーローダーを製造して「普通に使用する」ことはできるようになったものの、リジェネレイトガンダムとの初戦闘時に小回りが利かず動きも遅すぎるという欠点を突かれて惨敗。
死を覚悟するほどまでに叩きのめされ、改善策の考案を余儀なくされる。
そんな折、元地球連合軍所属で煌めく凶星「J」の異名をとったMSパイロットにして工学者のジャン・キャリーがジャンク屋ギルドへ加入。
彼の協力、もとい手土産として提供した強化型駆動システム「パワー・シリンダー」のデータを基に新規製造・換装し、実現したのが本形態である。
外観
その姿は、さながら肩を怒らせた野武士の如き屈強さを醸し出している。
大きくせり出した肩アーマーと、通常のものよりも1.5倍ほど長く強靭な機構が施されたマッシブな腕部が目を引く(マニュピレーター部分も若干大型化している)。
また、パッと見ではわかりにくいが胸部と背部にも機構が追加されており、これらはバックパックコネクタによってつながっている。
稼働時には肩アーマーは展開し、腕のパーツも上下にシャフトのような機構が展開する。
通常のガーベラ・ストレートは左肩アーマーの後ろにマウントされるが、構造上ビームサーベルやビームライフル、シールドは装備できない。
その性能
パワーローダー無しでレッドフレームに負荷なく150ガーベラを振り回せるようになり、小回りも利くようになった。
斬撃の速度も通常のガーベラ・ストレートを振るうのと遜色ない鋭さに迫っている。
……150mもあるポン刀(日本刀)を振り回して小回りもクソもあるかって?
また、その単純なパワーを活かして装甲の上から直接殴りつけることにより、内部に甚大なダメージを負わせて動作不能な状態に陥れることも可能になる。
ロウはこの攻撃を赤い一撃(レッド・フレイム)と命名。
純粋な高威力の衝撃なので、フェイズシフト装甲をもってしても内部の電子機器へのダメージは防ぐことはできない。
おまけにロウがジャンク屋としての直感で、メカである以上は構造上どうしても発生してしまう脆い部分を瞬時に見抜いて的確に打ち込むため、まさに一撃必殺。
のちにパワー・シリンダーが機体に組み込めるほどまで小型化できるようになったことに加え、とある事情から本装備の使用頻度は減少し、リ・ホーム内にて保管されていた。
しかしそこはロウ、普段使いこそしないものの強化して出力を3倍アップさせている。
なにやってんだ。