赤い一撃(レッド・フレイム)には、以下の2つがある。
- 必殺技 - 公式外伝『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』第1シリーズの漫画作品『ASTRAY R』に登場するガンダムアストレイ レッドフレーム パワードレッドの必殺技。
- BGM - PS2ゲーム『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』で設定されたロウ・ギュールとその愛機レッドフレームのテーマ曲。
必殺技の『赤い一撃』
「これが俺の“赤い一撃”(レッド・フレイム)だ!」
初出は少年エースで連載された戸田版アストレイこと『ASTRAY R』。
レッドフレームのパワードレッド形態が、リジェネレイトガンダム相手に叩き込んだ強烈な拳打。
「フレーム(frame)」ではなく「フレイム(flame=炎、激情)」であり、その名の通りロウの炎のごとき思いを込めた必殺パンチである。
パワードレッドは『煌めく凶星“J”』ジャン・キャリー発案のパワーシリンダー搭載型の強化アームに換装した形態であり、150メートルもの超大型日本刀「150ガーベラ」を扱える程のパワーと関節強度を有する。
そんな馬鹿力の奴が、パーツの最も脆い部分に向けて機械と機械に携わる者達への想いを乗せたパンチをひたすら叩き込む、ただそれだけの極めてシンプルな必殺技である。
リジェネレイトの方もフェイズシフト装甲を展開してはいたのが、リジェネレイトの構造の脆弱性をロウが的確に狙ったため、普通に無力化された(そうでなくても衝撃がすごすぎて装甲越しに内部メカを破壊してしまう)。8のサポート有りとはいえ、実はロウの方も凄いことをやっている。
紅の一撃
第7シリーズのフォトストーリー作品『DESTINY ASTRAY R』に登場。パワーシリンダーの改良により出力が3倍に強化された新パワードレッドの必殺技…でいいのだろうか?
民間MS展覧会のレッドフレーム愛好家が集うイベント『紅の祭』で、ニセレッドこと「ガンダムアストレイ バイオレンスガイスト」のブラックドラゴン形態に叩き込まれた。
そのままレッドフレイムと読む。ちなみにアッパーである。
なお、この時点で通常出力のパワーシリンダーの小型化にも成功しており、ノーマルのレッドフレームの腕にシリンダーが内蔵しているため、「紅の一撃」ほどではないがノーマル形態でも「赤い一撃」を放てるようになっている。
BGMの『赤い一撃』
アストレイシリーズ主人公の一人ロウ・ギュールのテーマ曲。
初出はPS2用ゲーム『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E. 』。Gジェネで有名なトムクリエイト製のシミュレーションゲームである。
ファンから高い評価を得ており、以降も同じトムクリエイト開発のゲームであるGジェネのメインシリーズをはじめ、スパロボWやガンダムVSシリーズでも使用された。出自が同じ曲に「サーペントテール:ミッション開始」「運命の子」などがある。
ちなみに肝心の初出作品にパワードレッドは未参戦。台詞はあるんだけどね…。