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伝死病鬼の編集履歴

2022-11-11 23:30:14 バージョン

伝死病鬼

でんしびょうき

伝死病と呼ばれる肺病を引き起こす五種の鬼の一体。

概要

岡山県岡山市の金山寺や愛知県名古屋市の真福寺などに伝わる『伝死病種事』という書物にある、伝屍とも呼ばれ恐れられた病(結核などの肺病)を引き起こす伝屍鬼/伝尸鬼という五種の鬼の一体。


図絵に描かれた姿は、頭部が鳥で両手には棒のような物を持っている褌姿の鬼で天魔羅醯室陀鬼、兜醯羅鬼、屍骸鬼、猫鬼と呼ばれる異形の鬼たちと共に人に害を成す様子が見られる。


この鬼に取り憑かれた者は脈が速まり、骨がうずくように痛くなるといわれており、青面金剛を祀ることで退散させられるのだという。


その他、鎌倉時代末期の写本が残る『伝屍病肝心鈔』においては、雄鶏の頭部を持つ天魔羅醯室陀鬼とも同一視された魔鶏室陀鬼という別名で紹介されている。


関連タグ

 病魔 疫鬼 三尸


怪鳥 鳥人

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