概要
熱いものを飲食するのを苦手とする人のこと。猫が熱いものを食べようとしないことになぞらえたもの。
そもそも自然界において熱した物が手に入る機会は少ないので、好き好んで食べるのは加熱調理する人間くらいのものである。
従って、人間以外の全ての動物は猫舌である(実際、某番組の企画でゆでた馬肉をライオンに食わせたところ、39度まで温度が下がらないと食べようとしなかった)。
どっちかというと人間の方がおかしい。
ではなぜ「猫」舌なのかというと、江戸時代に猫を室内で飼うことが流行ったため、人間と同じ食事を与えても食べなかったから…と言われている。犬舌であった可能性もあったかもしれない。
ちなみに猫も犬も食べ物の温度を鼻先で感知して、熱いものを避けている。
猫舌の原因
舌の先は熱さを感じやすく、奥の方は熱さを感じにくいため、食べるときに無意識に舌を丸め、口の中で適度に冷ますということをやっている。
猫舌な人はこれができない、つまり「舌の使い方が下手」ということである。
幼少期からあまり熱いものを食べず、舌の使い方を学ぶ機会が少ないと猫舌になりやすい。
大人になっても猫舌の場合は、熱いものを口にするときに舌を丸めることを意識すると改善される場合があるようなので、試してみるといいだろう。
萌え要素として
ラーメンを食べようと必死に息をフーフーと吹きかけて冷ましたりする様子や、熱いと気づかないままお茶を口にいれてビックリする様子が萌えポイント。
子供ほど熱い食べ物が苦手なため、フーフーして冷ます=子供っぽいとしてかわいさの演出として使われることも。
子供っぽいキャラはもちろんのこと、大人や普段はクールな人が必死に冷ます意外性とギャップ萌えとして利用されたりもする。
※なおタオルケットをもう一度シリーズに登場する人物「猫舌」についてはこちらを参照のこと。
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