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ペッシェ・モンターニュの編集履歴

2022-11-23 02:27:00 バージョン

ペッシェ・モンターニュ

ぺっしぇもんたーにゅ

ガンダムUCEのオリジナルキャラ

CV:坂本真綾


人物

ジオンのニュータイプ研究機関「フラナガン機関」に所属している16歳の少女。同じくフラナガン機関所属のララァ・スンとは同僚であり、ララァの方がニュータイプ能力及び機体操縦技術に長けていた為、ペッシェはグラナダの技術開発部に出向され、同じくニュータイプの素養があるアシュレイ・ホーン大尉と共にニュータイプ用兵器の開発に携わっていく。

父オーガン・ペンターニュはアシュレイの同僚であり、同じく兵器開発に携わっていたが、テスト中の戦闘で戦死しており、その縁あってか、アシュレイ大尉に対しては父の姿をダブらせている。

一年戦争末期になると、劣勢になったジオン軍は公国に戦力を集結させる為、キシリア・ザビのグラナダ艦隊と共にア・バオア・クーに向かい、前線に参加。ソーラ・レイが生んだ死者の叫びを受け、感受性の高いペッシェは体調を崩し、戦線を離れるようにアシュレイ大尉から遠ざけられるものの、父のようなパイロットを目指していたペッシェは戦線に参加、アシュレイを説得し共にNT用試作MAブラレロに搭乗する。

戦いの最中、機体が中破しアシュレイ・ホーン大尉は戦死、その死を嘆く暇も無く生き残る為に一人でMAを操縦していると、死んだアシュレイと父・オーガンの声を聞き、ニュータイプとして完全に覚醒、戦艦2隻、MS9機撃破という多大な戦果を挙げ、一人の兵士として一年戦争を最後まで戦い抜いた。

戦後、激選を潜り抜け優れた能力を持ったペッシェは、ジオニックを接収したアナハイムエレクトロニクスに買われ、新型兵器のテストパイロットとしての道を選んだ。自分の能力が、人を救うための技術に役に立つと信じたペッシェの選んだ道は、様々な陰謀に利用され、幾度の出会いと別れを経て彼女を苦しめることになる。


搭乗機

MS-06Z サイコミュ試験型ザク

MSN-01 サイコミュ高機動試験用ザク

MAN-00X-2 ブラレロ

RX-78 MS00Z エンゲージゼロ

RX-78GP-04G ガンダム試作4号機ガーベラ

ギャプラン・トレーナー


一年戦争後での活躍

デラーズ紛争(0082~0083)

アナハイムのガンダム開発計画に関わっていたペッシェは、ガンダム開発試験0番機「エンゲージゼロ」の開発に関わっていた。エンゲージゼロの性能は並大抵のパイロットでは運用出来ない性能で、ペッシェにしか動かせない代物だったが、連邦軍は本機の実戦データを取りたいが為に、アナハイムに工作を指示。ジオン残党に兵器を横流しし、エンゲージゼロのテスト中にカチ会うように仕向け、掃討させようと命令した。ジオン残党の中には、ペッシェが最近知り合ったジャンク屋のミチェル・カノの存在もあった。意図せずに連邦に与したペッシェは『売国奴』と罵られながらも、月面都市に紛争を持ち込もうとするジオン残党のテロリストを掃討、自分の複雑な立ち位置とジオン残党の現実を見て涙を流した。


その後、GP04ガーベラのテストパイロットとしてラビアンローズに赴任してたペッシェは、デラーズ・フリート率いるジオン残党が宣戦布告する映像を見て戦争が始まるのを実感する。また、エンゲージゼロの開発に関わり、交流を重ねていたオービルがスパイ活動をしGP02サイサリスを横流し事が発覚し、アナハイム内のジオン側の人間は不利な立場に追いやられてしまう。自分の想いや思想とは関係なく「ジオンの人間」だとレッテルを貼られて嘆くペッシェの元に、GP04の性能確認の為に戦闘を仕掛けてきたシーマ艦隊と一戦を交える。一連の流れから、アナハイム上層部がデラーズ・フリートと繋がっていると察したペッシェはフォン・ブラウンのオサリバン常務を問い詰める。全てはフラナガン機関の『ビショップ計画』の元、アシュレイ大尉の戦死でペッシェを覚醒させ、戦後もパイロットとして引き返せない所まで導き、連邦側が禁忌としていたニュータイプ専用の兵器とそのパイロット育成するビショップ計画を連邦側で復活させ、自身をその企画に乗せる為に行った事だった。これまでに一連の流れが全て仕組まれたものだと知ったペッシェは激昂し、一度は銃をオサリバンに向けるもののクレナ・ハクセル所長に阻止される。その後はビショップ計画の目的と自分の宿命を確かめる為に、敢えて計画通りにオーガスタ研究所に向かい、ニュータイプの兵器開発に協力した。


グリプス戦役(0086~0088)

オーガスタ研究所にアナハイムから派遣されたペッシェは、連邦で解禁されたサイコミュの研究と同時に、ひそかに研究が進められていた強化人間とも関わる事になる。共にパイロットとして交流していたロザミィからはまるで姉のように親しまれている。かつてのアシュレイ大尉との思い出を振り返り、今の自分があるのは"お兄ちゃん"のような人間が守ってくれる事をロザミィに伝えた。

模擬戦を重ねていくうちに、ロザミィの精神の不安定さを注視した研究員たちは、ロザミィの再強化を薦めるようになる。心が壊れる危険性を無視できないペッシェは反対したものの、かつてフラナガン機関に所属していた事から"人工的に覚醒されたニュータイプであるペッシェは強化人間みたいなものではないか?"と侮蔑の目線を向けられるようになった。

ナナイ・ミゲルの助言により、ロザミィの再強化よりもオールドタイプでもオールレンジ攻撃が仕掛けられるインコムの開発を優先すべきと説得し、ペッシェはインコム開発のためのテストパイロットを務めるようになる。データを多く取る為にドンドン消耗していったペッシェを心配したロザミィは自身を再強化して同じデータを取りペッシェの負担を軽減するように提案。ペッシェの願い空しくロザミィは再強化され、元の人格は失われペッシェと共にいた記憶も失われてしまう。インコム開発には成功したものの、ロザミィを犠牲にしてしまったペッシェは嘆いた。


ティターンズが劣勢になると、ペッシェはナナイやインコム開発に携わったローレン・ナカモトと共に、アクシズに亡命しないかと提案される。かつてジオンと袂を別ったペッシェは反対するものの、敗戦に向かいティターンズに協力していた者として碌な扱いされないであろう事や、ロザミィの調整にはアクシズに行くことが一番である事、更にアクシズのニュータイプ研究機関はフラナガン機関を母体としており、追い求めていた『ビショップ計画』の真実に近づける事もあるとナナイに説得され、渋々この話に乗る。

バスク・オムドゴス・ギア轟沈に合わせて戦線を離脱しようとするペッシェだが、ロザミィの搭乗サイコガンダムMK-IIが暴走。説得するもロザミィは錯乱してしまい、エゥーゴのZガンダムに狙撃され戦死。ペッシェは復讐のためにZガンダムを襲うが傷一つ付ける事も出来ずエンゲージゼロは中破してしまい、更に魂となったロザミィに止められて、彼女が死んだ意味を見出せないまま離脱、アクシズへと亡命した。

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