店長(アキバ冥途戦争)
とんとことんてんちょう
プロフィール
身長 | 158センチ |
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誕生日 | 1969年1月1日 |
血液型 | AB |
担当カラー | 青 |
趣味・特技 | ギャンブル全般 |
好きな食べ物 | 他人の金で食べる焼肉 |
CV | 高垣彩陽 |
概要
本名は八重樫靖子(やえがしやすこ)(※6話予告と脚本家のツイートより)
メイド喫茶「とんとことん」店長。30歳。三白眼。服装は他の勤務しているメンバー達とは違いメイド服では無くバーテンダーの格好をしている。「ケダモノランドグループ」の中でも、他の女性構成員は総帥の凪や各店舗の店長に至るまでほぼ全員メイド服で、グループ内でも異質な服装ではある。
人物
毎回トラブルを店に運んで来ており、やること為すこと、クズの一言に尽きる。
取り立て屋が来たとき逃げようとしたり、「チュキチュキつきちゃん」への「お使い」を新人のなごみに投げるなど、面倒ごとも部下に押し付けるなど、とにかくゲスい面を取り上げればキリがない。そのくせ、口だけは達者。典型的な小悪党でチンピラ的な人物である。そのため店員達からも呆れられており、辛辣な言葉を投げかけられるのも日常茶飯事。
自身もかつてはメイドだったらしい。
「取り立て屋」へのおひねりちゃんの滞納に対しても、楽をして大金を稼ぎ返済……としか考えていない様子。しかし毎回上手くいかず、払えていない。
OP冒頭で全員で歩くシーンも、本来なら店の代表として最前の位置に居るべき所を、何故か最後尾に居る。まるで「肉の盾」にしているかのように、そしていつでも戦略的撤退できるように...
2話では店を担保にして借金でおひねりちゃんを賄おうとした上、闇金業者(CV:斧アツシ)の口車にあっさり乗せられギャンブルに手を出し、借金返済を目論んでいた。しかし当然と言うべきか紹介されたメイドカジノはイカサマ上等のインチキ賭場であり、負けが込んで「とんとことん」のメンバー全員がどこぞの漁船に送られそうになっていた。
3話では取り立て屋からの命令で、嵐子を「アキバふわふわぁすい~とくらぶ」での地下格闘技の八百長試合に参加させる。しかし八百長がうまくいかなかったため、プロモーターの店長・平伊達乃(CV:生天目仁美)の前で全裸になり、土下座を繰り返していた。
ちなみに脱いだ理由は、「誠意」とのこと。
この後もしぃぽんとともに自分の内臓を担保にして借金し、新たな八百長試合の賭け金にあてた挙句、八百長に失敗するやパニくってその場で盛大にゲロをまき散らした。
4話では、「ケダモノランドグループ」の総会に参加。その際に壇上に上がらされ、ビビッて飲みかけの紅茶をパンツの中にしまい込むという珍妙な行為を見せた。
また、グループから派遣されたメイド調教師の佐野みのりが来た際には、御徒町ともどもクビを言い渡され追放、アキバの街でゴミ箱を漁っていた。「とんとことん」のゴミ箱も漁っており、その様子をしぃぽんに見られてもいる。
調教師が去った後で、洗脳された演技をしていたしぃぽんの手引きで勝手に店に戻り、店長に返り咲いている。その際にはどこかでバズーカを調達していた。「この店はあたしの店だ」と威勢よく啖呵を切ったものの、ゾーヤにどつき倒され、そのまま失神。結局はしぃぽんが店と店員達を元に戻す役割を担う羽目になった。
5話ではおひねりちゃんの最後通牒を突き付けられたらしく、営業中の店内で内職に勤しみ客をドン引きさせるという本末転倒な事をしていた。
そしてイベント「万年嵐子生誕祭」を催すが、当の嵐子がメイドシープに拉致され不在だったため、店長自身がメイド姿となり嵐子の代役となった。嵐子となごみの救出後、御徒町から大金の詰まった手提げ金庫を渡されたことで滞納していたおひねりちゃんに充てられると大喜びする。しかしその直後、その金がメイドシープから奪った売上金だと知らされ、「同グループ系列店同士での抗争」という禁忌を破った事を知り、嵐子たちの後ろで落ち込んでいた。また、嵐子のためにメンバー一同が食費を切り詰めて購入したバースデーケーキを勝手に食べてしまい、皆から責められていた。
6話では、「ケダモノランドグループ」から「赤い超新星」愛美への単独でのカチコミを命じられ、危機に陥る。
しかし、なごみがお散歩(ビラ配り)で出会った友人のねるらと敵対する事に悩んでいた事に目を付け、姉妹の契り(一杯のラーメンを共に啜り名札を交換する事。要するに義兄弟の杯)を結ぶことを提案し、ラーメン屋の店長と共に儀式の立会人を務める。
そして、姉妹の契りの儀式が完了した後で、この関係を提案した目的が愛美や「メイドリアングループ」の情報を入手するスパイとして、ねるらを利用する事だったことが判明し、その卑劣さにメンバーらから激しい非難を浴びる。特に、なごみからは「最低!」と面と向かって言い捨てられた。
しかしこの時点で本部からは上述のメイドシープの落とし前として、使い捨てのカチコミ要員として強要されており、最悪メイドリアングループに皆殺しにされるのは明らかであり、皆も現実的に見て渋々納得していた。なごみも皆の胸中は汲んでおり、お散歩の時に苦渋の末に口に出そうとしたが、それ以前に「妹」を救いたいと思う「姉」の善意により阻まれ、重要情報を入手する。
結果的に時間稼ぎではあるが最悪の事態は回避され、悪びれず喜ぶが…
7話では愛美のカチコミが控えていることに怯えつつも失踪したなごみが戻ってくるのを望み名簿から名前を抜いておらず、嵐子からなごみの消息を突き止めたと聞かされた時にも連れ戻す事を考えるより先に彼女が殺される事を心配していた。
そしてとんとことんに襲撃してきた愛美たち相手に途中から戻ってきたなごみを含めた店員達と共に応戦した。
その際に「話せば分かる」と相手のモブメイド1人を人質に取るも愛美がモブメイドもろともサブマシンガンで撃ち抜こうとしてきたため逃げ帰っていた。
8話では、取り立て屋とともに愛美の葬儀に現れ、カンペを見ながら辿々しい御悔やみの言葉を述べる。そんな中、取り立て屋がアニマルカフェ・ウーパーズの店名を口にすると「ウーパーってケダモノッスか?」と吹き出し、宇垣和枝らに睨まれる中、ケダモノランドグループ代表の凪が現れ、野球対決を提案される。
「とんとことん」側は、ベネズエラ人の留学生のホセ、ルイス、アントニオを助っ人に加え、「ウーパーズ」に挑む。肝心の試合中での活躍は、店長は「相手をぶっつぶせ!」や「パッパラパー」など挑発したり罵る以外は、特に何もしなかったが、乱闘がはじまりそうになるとバットを持って戦う気満々だった。一方で、なごみのフェアプレーを促す発言に肯定こそしないが邪魔もしなかった。ちなみに連れてきた留学生達も試合では言葉が通じない上に下手すれば野球のルールすら理解しているかどうか怪しい態度で踊ってばかりいて全く役に立っていなかったが、愛美の襲撃で破壊されたとんとことんの内装を修復する時に活躍した。
9話では、アキバメイドフェスティバルのメインイベント「お萌様登り」で、総帥の凪の直営店「ギラギライオン」を優勝させるために取り立て屋から八百長に関する手引書を渡されるが、小さい文字で細かくびっしりと書かれた内容に見る気が失せたために殆ど確認しておらず、積まれたダンボールの上に置きっぱなししたところにゾーヤが気付かず別の段ボールを重ねたことで、当日に回収業者に段ボールごと捨てられてしまう。
そのため、自分含む「とんとことん」メンバーは八百長のことは一切知らずにアキバメイドフェスティバルを迎えることとなり、しかも自分は釣り堀での釣りに逃げて部下たちに丸投げさせ自分が居なくて大変だろうなと言いつつも、水中から顔を出してる魚を見ながら、自身を要らない存在だと卑下する自問自答の腹話術をしたのち、1匹釣り上げたら逃げるかと溢していたが、漸く釣り上げた魚がなごみに見えたことにより、なごみが死ぬかもしれないと直感し不安を覚え会場に走っていく。
会場に到着したときには「とんとことん」が優勝し表彰式が行われており、なごみが無事なことに安堵しつつ隣の観客に「あれ、うちのメイド」と得意げにしていたが、自分達がしでかした事の重大さに気付いておらず…