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「その調子で、いけいけドンドン。ですよ」


CV:石見舞菜香


人物編集

メイドリアングループ」系列のメイド喫茶「侵略カフェですとろん」のメイド。

2話で、しぃぽんに頼まれたお散歩(ビラ配り)をしていたなごみが弱小店という事で路地裏に追いやられた時に出会う。

想像とは違ったメイドの世界に混乱していたなごみはその悩みを打ち明け、別系列ながらねるらの方も近い立場にあるらしいとの事から以後、良き話し相手となる。

街で出くわしたフィギュア業者についての情報をなごみに伝えたり、なごみから「店の売上を上げるにはどうしたら良いのか?」と聞かれるとバースデーイベントについて系列店に協力してもらうようアドバイスをしていた。

年齢は不明だが、なごみよりは少し年上らしい。

しかし、彼女が属する「メイドリアングループ」は、なごみが属する「ケダモノランドグループ」と対立関係にあり…


関連タグ編集

アキバ冥途戦争 メイドリアングループ 和平なごみ
























6話のネタバレ注意


















「そのままのメイドで……」~凶弾に沈んだ〜姉妹の契り〜


7年間収監されていて釈放された武闘派の「メイドリアングループ」の愛美・スーパーノヴァ・山岸がアキバに戻って来たことで「メイドリアングループ」の新代表代行となり、「ケダモノランドグループ」と「メイドリアングループ」とが抗争状態となってしまう。親しくしていたなごみと敵同士となるもそれを嫌ったなごみから兄弟の杯ならぬ姉妹の契り(やり方はラーメンを杯の様に啜り互いの名札を交換する。見届け人は「とんとことん」店長の靖子大将)を受けそれを結び彼女の義姉となる。その後は彼女に愛美達「メイドリアングループ」の「とんとことん」襲撃をビラに隠してこっそり知らせた。

しかしその背信行為で、裏切り者として追われる立場となる。最後は愛美に追い詰められ極…メイドの意地を見せんと彼女にドスを持って立ち向かい決闘を挑むも実力差は歴然であり、バットで滅多打ちにされてしまう。

それでもねるらは「妹」を守るためにとドスを決して手放さず、再び立ち上がる。しかし無情にも銃で撃たれ、なごみの腕の中で息を引き取った。


ねるらちゃん

「そのままで…いて…ください。そのままの…メイドで…」


視聴者の中には闇医者救済説などの一縷の望みを抱いていた者もいたが、その後公式サイトTwitterで演じる石見舞菜香の死亡コメントが掲載されたことで確定となり、ねるらはレギュラーキャラ初の死亡コメント枠となってしまった。

作中では7話でねるらの死が報道される。またこの件で「侵略カフェですとろん」の店長が錯乱状態に追い込まれた上で愛美の替え玉として出頭させられたことが判明した。


また、7話では彼女を推していたご主人様(ファン)の赤井(CV:金子誠))、青田(CV:葉山翔太)、緑川(CV:浦和希)が登場。とんとことんを去り、忍者カフェに勤めていたなごみの前に現れており、生前にねるらが「なごみさんはアキバのメイドを変えるかも」と言っていた事を伝える。

そのご主人様たちからも慕われており、在りし日の彼女の人柄がうかがえた。


8話での「とんとことん」と「ウーパールーパーズ(旧メイドリアン)」の親善試合では、なごみはこの試合を真剣勝負にしようと鼓舞する際、たびたびねるらの名前を口にし言及している。

なごみにとって、この試合は今際のねるらと約束した「そのままのメイドでいて」たいう想いを果たすための第一歩であり、なごみの心には、ねるらの約束を果たそうと言う強い意思が宿っていたからなのかもしれない。

親善試合で補充要員として来ていたベネズエラ人3人組により修理され、営業再開した「とんとことん」にねるらのご主人様だった3人が来店。そこには生前、ねるらが常日頃口にしていた「いけいけドンドン、ですよ」になぞらえた「いけいけトントン」という言葉が聞こえていた。

ねるらの想いは、親友・なごみにしっかりと受け継がれていた…。

9話にて、「アキバメイドフェスティバル」で、「とんとことん」の出店にねるらのご主人様3人が来店している。また「お萌様登り」の際、3人が「いけいけトントン」の掛け声で応援している。

このとき、青田は「ねるら一筋」が書かれたTシャツを着ている。しかし、応援している相手はなごみだった。

一見矛盾しているように見えるが、彼らにとっては矛盾していないのだろう。恐らく、3人はなごみはねるらの意思を継ぐ者として捉えているのかもしれない。3人が「とんとことん」になごみの推しとして、常連で来店しているのがその証左であろう。

しかし、「とんとことん」絶縁の流れで、11話にて赤井がなごみの評判を他店舗で広めていたことで、反感を買ってメイドに拷問・殺害されしまい、青田と緑川は自分達も目をつけられているのではないかと恐れ、推しのねるらが突然亡くなってしまったトラウマからか、「命あっての推しだから」と言い残し、泣く泣く「とんとことん」及びアキバを去ることを余儀なくされた。


絶縁騒動が解決した後、なごみは再び目の前で大切な仲間――嵐子が暴力の手にかかり、自らの腕の中で亡くなった。

自暴自棄になったなごみは、黒いメイド服に身を包み、嵐子の仇討ちとして「ケダモノランドグループ」への復讐を決意する。

メイドは暴力を以て戦うべきという、ねるらとの約束に反する行動をすることとなったなごみ。せめての罪滅ぼしとして、ねるらが亡くなった現場を訪れて花を手向け、「変わり行く私を許してください」と謝罪する。

しかし、嵐子の遺品から、復讐しようとしていた自らの気持ちが間違っていたことを悟り、ねるらとの約束――平和で戦わないメイドーを取り戻す。

そして、「とんとことん」の仲間とともに、襲い来る「ケダモノランドグループ」との「メイド戦争」に向かうのだった。









「ケダモノランドグループ」総帥・の死から19年後の2018年。

年を取った青田と緑川が後輩と思われる若者を連れてアキバを訪れ、抗争を繰り広げていた当時とは打って変わって平和となったアキバを懐かしみつつ、推しがいる「ニューとんとことん」へ来店。

そこには、凪に銃撃された後遺症により車椅子生活となるも、元気な姿で人気メイドとして活躍する推しのなごみが出迎えた。

なごみに車椅子の車輪には、当時の「とんとことん」メンバー以外で唯一、彼女の写真が貼られており、今でも彼女との友情、そしてあの時の「約束」は忘れておらず、そしてアキバが変わった現状を見て、彼女が予言したように「アキバのメイドを変える」存在へとなったのかもしれない。


関連タグ(ネタバレ関連)

悲劇のヒロイン

カムパネルラ銀河鉄道の夜の登場人物。名前のモチーフではないかと、一部視聴者の間で推察されていた。カムパネルラの辿った運命から、ねるらも悲劇的な運命を辿るのではないかと懸念されていた。

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