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プロフィール編集

身長158センチ
誕生日1969年1月1日
血液型AB
担当カラー
趣味・特技ギャンブル全般
好きな食べ物他人の金で食べる焼肉
CV高垣彩陽
舞台演者鳥居みゆき

店長(アキバ冥途戦争)の方がイラストタグとしてよく使われているのでイラスト検索の際はそちらを参照。


概要編集

本名は第6話の予告と脚本家のツイートより判明、本編中で触れられたのは第11話で絶縁状の文面が掲示されたシーンのみである。

メイド喫茶「とんとことん」の店長。

服装は他の勤務しているメンバー達とは違いメイド服では無くバーテンダーの格好をしている。「ケダモノランドグループ」の中でも、他の女性構成員は総帥のや各店舗の店長に至るまでほぼ全員メイド服で、グループ内でも異質な服装ではある。


人物編集

毎回トラブルを店に運んで来ており、やること為すこと、クズの一言に尽きる。

面倒ごとも部下に押し付けるなど、とにかくゲスい面を取り上げればキリがない。そのくせ、口だけは達者。典型的な小悪党チンピラ的な人物である。そのため店員達からも呆れられており、辛辣な言葉を投げかけられるのも日常茶飯事。

自身もかつてはメイドだったらしい。

店長のメイド時代


「取り立て屋」へのおひねりちゃんの滞納に対しても、楽をして大金を稼ぎ返済……としか考えていない様子。しかし毎回上手くいかず、払えていない。


OP冒頭で全員で歩くシーンも、本来なら店の代表として最前の位置に居るべき所を、何故か最後尾に居る。まるで「肉の盾」にしているかのように、そしていつでも戦略的撤退できるように...


しかし、同じくらいに優しい一面もあり、店員たちからは何だかんだで頼られている。

そのため、クズというよりは人間臭いと言うべきなのかもしれない。


作中での活躍編集

1話では、取り立て屋が来たとき逃げようとしたり、「チュキチュキつきちゃん」への「お使い」を、嵐子はともかく、メイドのいの字も知らない、完全な新人のなごみに投げるという暴挙に出ている。

一方で、なごみと嵐子が自己紹介を終えた後、「君たちはいなくならないでね」と、いつ命を落とすか分からぬメイドの世界、一店長として新入りを心配する気遣いを見せている。


2話では、「チュキチュキつきちゃん」との抗争の火種を消したことを咎められ、罰としてゴルフ練習場でティーを咥えさせられて寝かされ、幹部達のゴルフ練習に付き合わされる羽目になる。その後、店を担保にして借金でおひねりちゃんを賄おうとした上、闇金業者(CV:斧アツシ)の口車にあっさり乗せられギャンブルに手を出し、借金返済を目論んでいた。しかし当然と言うべきか紹介されたメイドカジノはイカサマ上等のインチキ賭場であり、負けが込んで「とんとことん」のメンバー全員がどこぞの漁船に送られそうになっていた。


3話では取り立て屋からの命令で、嵐子を「アキバふわふわぁすい~とくらぶ」での地下格闘技の八百長試合に参加させる。しかし八百長がうまくいかなかったため、プロモーターの店長・平伊達乃(CV:生天目仁美)の前で全裸になり、土下座を繰り返していた

センシティブな作品

ちなみに脱いだ理由は、「誠意」とのこと。

この後もしぃぽんとともに自分の内臓を担保にして借金し、新たな八百長試合の賭け金にあてた挙句、八百長に失敗するやパニくってその場で盛大にゲロをまき散らした。


4話では、「ケダモノランドグループ」の総会に参加。その際に壇上に上がらされ、ビビッて飲みかけの紅茶をパンツの中にしまい込むという珍妙な行為を見せた。

また、グループから派遣されたメイド調教師の佐野みのりが来た際には、御徒町ともどもクビを言い渡され追放、アキバの街でゴミ箱を漁っていた。「とんとことん」のゴミ箱も漁っており、その様子をしぃぽんに見られてもいる。

調教師が去った後で、洗脳された演技をしていたしぃぽんの手引きで勝手に店に戻り、店長に返り咲いている。その際にはどこかでバズーカを調達していた。「この店はあたしの店だ」と威勢よく啖呵を切ったものの、ゾーヤにどつき倒され、そのまま失神。結局はしぃぽんが店と店員達を元に戻す役割を担う羽目になった。


5話ではおひねりちゃんの最後通牒を突き付けられたらしく、営業中の店内で内職に勤しみ客をドン引きさせるという本末転倒な事をしていた。

そしてイベント「万年嵐子生誕祭」を催すが、当の嵐子が「メイドシープ」に拉致され不在だったため、靖子自身がメイド姿となり嵐子の代役となった。嵐子となごみの救出後、御徒町から大金の詰まった手提げ金庫を渡されたことで滞納していたおひねりちゃんに充てられると大喜びする。しかしその直後、その金が「メイドシープ」から奪った売上金だと知らされ、「同グループ系列店同士での抗争」という禁忌を破った事を知り、嵐子たちの後ろで落ち込んでいた。また、嵐子のためにメンバー一同が食費を切り詰めて購入したバースデーケーキを勝手に食べてしまい、皆から責められていた。


6話では、「ケダモノランドグループ」から「赤い超新星」愛美への単独でのカチコミを命じられ、危機に陥る。

しかし、なごみがお散歩(ビラ配り)で出会った友人のねるらと敵対する事に悩んでいた事に目を付け、姉妹の契り(一杯のラーメンを共に啜り名札を交換する事。要するに義姉妹の杯)を結ぶことを提案し、ラーメン屋「怒羅磨」の大将と共に儀式の立会人を務める。

そして、姉妹の契りの儀式が完了した後で、この関係を提案した目的が愛美や「メイドリアングループ」の情報を入手するスパイとして、ねるらを利用する事だったことが判明し、その卑劣さにメンバーらから激しい非難を浴びる。特に、なごみからは「最低!」と面と向かって言い捨てられた。

しかしこの時点で本部からは上述の「メイドシープ」の落とし前として、使い捨てのカチコミ要員として強要されており、最悪「メイドリアングループ」に皆殺しにされるのは明らかであり、皆も現実的に見て渋々納得していた。なごみも皆の胸中は汲んでおり、お散歩の時に苦渋の末に口に出そうとしたが、それ以前に「妹」を救いたいと思う「姉」の善意により阻まれ、重要情報を入手する。

結果的に時間稼ぎではあるが最悪の事態は回避され、悪びれず喜ぶが


7話では愛美のカチコミが控えていることに怯えつつも失踪したなごみが戻ってくるのを望み名簿から名前を抜いておらず、嵐子からなごみの消息を突き止めたと聞かされた時にも連れ戻す事を考えるより先に彼女が殺される事を心配していた。

そして「とんとことん」に襲撃してきた愛美たち相手に途中から戻ってきたなごみを含めた店員達と共に応戦した。

店長5

その際に「話せば分かる」と相手のモブメイド1人を人質に取るも愛美がモブメイドもろともサブマシンガンで撃ち抜こうとしてきたため逃げ帰っていた。


8話では、取り立て屋とともに愛美の葬儀に現れ、カンペを見ながら辿々しい御悔やみの言葉を述べる。そんな中、取り立て屋が「アニマルカフェ・ウーパーズ」の店名を口にすると「ウーパーってケダモノッスか?」と吹き出し、宇垣和枝らに睨まれる中、「ケダモノランドグループ」代表の凪が現れ、野球対決を提案される。

「とんとことん」側は、ベネズエラ人の留学生のホセ、ルイス、アントニオを助っ人に加え、「ウーパーズ」に挑む。肝心の試合中での活躍は、靖子は「相手をぶっつぶせ!」や「パッパラパー」など挑発したり罵る以外は、特に何もしなかったが、乱闘がはじまりそうになるとバットを持って戦う気満々だった。一方で、なごみのフェアプレーを促す発言に肯定こそしないが邪魔もしなかった。ちなみに連れてきた留学生達も試合では言葉が通じない上に下手すれば野球のルールすら理解しているかどうか怪しい態度で踊ってばかりいて全く役に立っていなかった(それでも、乱闘にだけは参加していた)が、愛美の襲撃で破壊された「とんとことん」の内装を修復する時に活躍した。


9話では、「アキバメイドフェスティバル」のメインイベント「お萌様登り」で、総帥の凪の直営店「ギラギライオン」を優勝させるために取り立て屋から八百長に関する手引書を渡されるが、小さい文字で細かくびっしりと書かれた内容に見る気が失せたために殆ど確認しておらず、しかも手引書を積まれたダンボールの上に置きっぱなししたところにゾーヤが気付かず別の段ボールを重ねたことで、当日に回収業者に段ボールごと捨てられてしまう。

そのため、自分含む「とんとことん」メンバーは八百長のことは一切知らずに「アキバメイドフェスティバル」を迎えることとなる。しかも自分は釣り堀での釣りに逃げて部下たちに丸投げさせ自分が居なくて大変だろうなと言いつつも、水中から顔を出してる魚を見ながら、自身を要らない存在だと卑下する自問自答の腹話術(※何故かその際の魚の声は某夢の国のネズミみたいな声をしている)をしたのち、1匹釣り上げたら逃げるかと溢していたが、漸く釣り上げた鯉がなごみに見えたことにより、なごみが死ぬかもしれないと直感し不安を覚え会場に走っていく。

会場に到着した時には「とんとことん」が優勝し表彰式が行われており、なごみが無事なことに安堵しつつ隣の観客に「あれ、うちのメイド」と得意げにしていたが、自分達がしでかした事の重大さに気付いておらず…


10話では、お萌様効果による店の繁盛ぶりに喜ぶより驚きを見せつつ、嵐子を推しているお客様である末広が週末に出掛けないかと持ちかけ嵐子が保留していたなか、アタッシュケースを持っているから銀行員と思い込み恩恵にあずかろうと店長権限で強制的に了承させてしまう。なごみに御法度(メイドと客=御主人様は本気で恋してはいけない)と咎められるも、深刻に受け止めずデートくらい何処の店もやっているから大丈夫と軽く受け流していた。

約束の日の朝に店員達が嵐子を着飾るのを眺め送り出し、空が暗くなるころ頃に戻ってきた嵐子の言動から上手くいったと判断したのか「これで店も安泰だわ」とご満悦な様子であった。

この回には靖子ではなく御徒町の視点からの回想シーンが有り、店の外で猫に餌をやっている時に御徒町が視界に入り手招きして受け入れた過去が明らかになっている。


11話ではお萌様効果が続いており店が繁盛しているのを喜ぶが、なごみに手伝ってくださいと言われメイドを増やすかと返す。そうして浮かれていると、しぃぽんが慌てた様子で店内に入り御徒町が大変な事になっていると伝えられ現場までかけつけると御徒町がラジオ館の看板に張り付けになっており「こんな最期酷すぎるだろ」と動揺した表情を浮かべたが、頭が落ちたことにより中身の無い着ぐるみ状態だったのを店員たちと共に確認する。そしてまもなく、頭を拾って被る人物が現れゾーヤが「中の人ですか?」と聞くと首を縦に振り安堵する。同時に店長が額に紙が付いている事に気付き、手に取り読み上げると「とんとことんをケダモノランドグループから絶縁とする。」という内容であり「夢だ…夢でございますよねぇ…」と打ちひしがれる。

店に戻り電話をかけるも繋がらず、お萌え様効果で売り上げも上がっているのに絶縁されたのを理解出来ないでいる中、「店長どうしましょう?」となごみに聞かれるも「自分で考えろ!」と突き放すも「考えても解りません!」と返され「私もだよ!」と再度突き放すやりとりに他の店員らも暗い表情を浮かべていた。

営業しても「ケダモノランドグループ」のメイドたちに妨害されロクな目にあわない。そんななか、「怒羅磨」で食事中に嵐子が今の現状は自分のせいだということと、グループ代表と自分が姉妹杯を交わした仲と聞き驚きの反応を見せる。その過去のケジメをつけに行きますという嵐子をなごみが咎めるが、靖子は「私たちは嵐子の事は忘れないからしっかりと勤めを果たしてこい。」と述べ丸投げし他の店員たちも店長同様の反応であった…が嵐子がケジメをつけに出発しようとすると靖子含めた全員が付いていく意志を見せ「絆の力を見せてやろうぜ」と発破をかける。しかし、ゆめちに「お前、最後まで嫌がってたろ」と暴露されてしまう。

二手に分かれ、なごみと嵐子はグループ代表の凪の元に向かい、靖子はゆめち、しぃぽん、ゾーヤ、御徒町と共に「ギラギライオン」を襲撃し陽動作戦を展開、「ギラギライオン」の獅子エースメイドを人質に店に立て籠る。しかし、凪の「殺せ」という命令に従った「ケダモンランドグループ」のメイドたちが勢揃いし総攻撃を受け、見捨てられたと悟って狂ったように笑う「ギラギライオン」のエースを見て怯んだ表情を浮かべたり、ゾーヤが負傷したのを見て自暴自棄になり、自決しようとする。そこで、ゆめちに「自分の店なんでしょ!?」と叱咤激励を受け、我に返った靖子は応戦を続ける。その後、攻撃が止むも興奮が収まらず撃つように指示し、停戦を伝えにきた袋鼠役員(CV:渡辺明乃)をゾーヤが撃たせてしまう。そして撃たせてしまった後に白々しく「撃つなよ、撃つなー!」と掌を返す

その後、「とんとことん」に戻り嵐子となごみと合流し、おひねりちゃんを今までの10倍納めることを条件に凪と話がついて絶縁を解除されたのを聞くと「もっと値切れなかったのぉ?」と、通常運転に戻っていた。





最終話では


12話(最終回)では前回のラストで街中で襲われた嵐子が病院に運ばれ、なごみを除いた店員達と共に経過を手術室の扉の前で涙ながらに見守っていたが助からず亡くなり、葬儀となり、靖子もなごみを除いた店員達と共に泣き崩れる。

葬儀後に店の営業を再開したようだが、そんな中、行方をくらましていたなごみが現れる。なごみは嵐子を亡き者にし、「とんとことん」を再度潰すことにした「ケダモノランドグループ」の人間達に報復かつ防衛することを理由として告げ店の売上金を奪おう(一応、借りるという名目)する。それをゆめちに咎められたのに激昂して揉めている最中に靖子が店内に入ってきたが、不穏な空気を察して直ぐに外に出ていってしまい、なごみを止めることは出来なかった。

その後、「ケダモノランドグループ」の人間に報復リンチを受けて帰ってきたなごみを見て何処に行ってたと問いかける。なごみが反応する前に店員たちが、なごみに駆け寄り自分達も戦うと告げるが、平静を取り戻していたなごみは戦う以外で解決しようと口にする。靖子は策は有るのかと問いかけると、その策として「メイド戦争」を宣言する。

靖子は、覚悟を決めた面々とともに「怒羅磨」に入る。そこで、なごみが、自ら注文した嵐子のラーメンをひとりで食べようとするが、吐いてしまう。それを見た靖子を含む店員たちは、涙を流しながらそれを分け合う。

そしてグループ代表の凪とメイド達26名が店に襲撃すると、靖子はお嬢様(客)として全サービス無料と告げおもてなす。歌と踊りを披露したなごみが途中で凪に撃たれるた際に驚くも、それでも止めること無く続けるなごみを涙ながらも見守り応援する。歌い終わったなごみが凪に銃で連射され彼女の名前を店員達に混じり叫ぶのが最後の活躍となり(台詞のみで表情のカットは無し)、翻意した元「チュキチュキつきちゃん」のメイドや御徒町らの攻撃で凪が始末される所でエンディングテーマに入る。


エンディング後、2018年のアキバが描かれる。そこでは、「ニューとんとことん」に一新された店、そして車椅子生活になりながらも、元気にメイドを続けるなごみの様子が描かれた。店長を続けているかは不明のままであったが、なごみが乗る車椅子の車輪には、「とんとことん」のメンバーやねるらのチェキなどとともに、店長の写真も貼られていた。


関連タグ編集

アキバ冥途戦争 とんとことん

上司(テイコウペンギン):男性版店長と呼んでも良いレベルで性格と言動が酷似したキャラ。なお、アニメ版の脚本家はアキバ冥途戦争のシリーズ構成も担当している。

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