人物
イケメンだが常に鉢巻を付け、ポスターを2本差ししたバックパックを背負うという往年のオタク風の服装をした男。口調もそれっぽい。
正体は「ケダモノランドグループ」内で「おひねりちゃん(上納金)」の徴収をする取り立て屋。本名は不明。
グループから派遣されている人物。系列店のメイドを引き連れていたり、4話では総会の壇上で総帥の凪の傍らに立ち総会の進行や彼女の意向の通達を担当していたことから、その外見に似つかわず幹部クラスの人物と思われる。
基本的に動じない性格だが、3話で嵐子にひたすら水を飲まされた際、ぶちギレていた。
6話では「とんとことん」が結果的に潰した同じ系列店の「メイドシープ」壊滅の件と「メイドリアングループ」から1話での「チュキチュキつきちゃん」壊滅の件でクレームが来たため、凪に呼び出された店長の靖子に対して責任を取るように(要はカチコミに行って死ね)と叱責していた。
8話では普段の服装をそのまま黒くしたような喪服とバックパックで愛美の葬儀に参列。「とんとことん」と元「メイドリアン」の「ウーパールーパーズ」の野球の親善試合で主審を務める。
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9話ネタバレ注意
末路 ~信じていた者に裏切られた、理不尽な最期~
毎年アキバにて行われているメイドカフェフェスティバル「お萌様祭」。
最後に「お萌様」の巨大な人形を、それぞれのメイド喫茶のメイドたちが登り、最初に頂点に立ったメイドとその店が、その年のアキバにおけるメイドおよびメイド喫茶の頂点に立つことが出来るメインイベント「お萌様登り」が行われる。
今年は「メイドリアングループ」も消滅し、「ケダモノランドグループ」一強の中で行われる重要な年。故に凪が「ケダモノランドグループ」統治のため、凪自身の直営店であるメイド喫茶「ギラギライオン」のメイドが勝つように出来レースを仕向けていた(この「ギラギライオン」には、自身も赴き機嫌を取っていた)。
そのための細かくびっしりと書かれた八百長に関する内容の手引書を製作し、各メイド喫茶へと手配。その内容を各店長たちに熟読させ、内容通りに行う事を徹底させる。
「とんとことん」の靖子にも直接手渡し、その内容を徹底させていた。当日朝にも電話をかけて確認していたが、靖子は手引書をまったく読んでおらず、しかも手引書はダンボールの束の上に置いたところにゾーヤが気付かずに別のダンボールを重ねてしまい、回収業者に段ボールもろとも捨てられてしまっていた。
紛失に気付いた靖子は取り立て屋の電話確認に対してもそれを隠した上で逃げ出してしまい、手引書の内容を知らされていなかった「とんとことん」のメイドたちは、本来勝たせる「ギラギライオン」のメイドを出し抜き、優勝してしまう。
その様子を顔を青ざめながら凪とともに見届けた後、「生態系を崩した」事の責任を取るために、激怒した凪に射殺されてしまった。
「メイドシープ」の売り上げ金で滞納していたおひねりちゃんを完済し、「メイドリアングループ」の問題も解決したのもあり、恫喝する理由が無くなったため野球試合後から「とんとことん」への接し方も丸くなっていたが、靖子の不始末(店長に手引書を確認するようにとしっかり言っていたが、当の本人はそれを怠った上に当日に電話で確認した時も嘘を吐かれた)のために理不尽にも凪に射殺された事に、視聴者の一部も同情した。
ちなみに、各話毎の死亡したキャラによる恒例の「死亡コメント」では、中の人が靖子に対し「ちゃんと読め!!!」と怒りをあらわにしていた。