お萌様
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おもえさま
「アキバ冥途戦争」の登場人物
CV:釘宮理恵
『アキバ冥途戦争』第9話冒頭で語られる歴史上の人物。
明治初期に現れた日本初のメイドで、身分制度がまだ色濃く残っていた当時、全てのご主人様に分け隔てなく接し、萌えと暴力で秋葉原の民を魅了したとされる。
「萌え萌えキュン」もこの頃にはあったらしく、彼女の時代に発案されたと思われる。
後年その功績を称えお萌様の立像が作られ、それを戦いながらメイド達が登っていく喧嘩祭り「お萌様登り」が行われるようになる。
秋葉原の名称ができたのは明治初期なのでこの辺に関しては齟齬はない。
当時は「ヒラキ」と呼ばれる芸能小屋が並び立っていたという。
ただ、流石にこの時から萌え萌えきゅんきゅんなメイドが存在したというのはもちろんこの作品の世界線上の話である。
現実においては、近世では宮中や武家、商家といった上流階級では女中が雇われているのが基本。近代以降それが広がるようになり、女中だけでなくお手伝いさんや家政婦と呼ばれるようになった。
一応他作品では大正時代を描いた『はいからさんが通る』などでメイドの描写はあるとは言え、実際の所メイドの存在は洋風文化に親しんだ、いわば西洋かぶれしか知らない、といったところである。
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