ゆめち
ゆめち
メイド喫茶「とんとことん」の店員。本名は柊結夢(ひいらぎゆめ)※1話の挿入歌クレジットより。
客の前ではかわいらしい笑顔を振り撒く可愛い系キャラ。しかし、一歩接客から離れると、かなり口が悪くなる。物言いもドストレートで棘がある。また、かなりドライで、極めて現実主義的な側面も見せる。
そうした大人っぽいサバサバした様子そのままに、「とんとことん」では最古参の店員らしい(11話の「絶縁状」のメンバー順から推測)。
また「とんとことん」では一番人気らしく、1話や10話ではステージに立って歌っている様子が描かれた。
また、2話のメイドカジノでのポーカー勝負では、店側のイカサマを見抜く策士…であるかのような発言をしていたが、その見抜きは外れており、勝負には大負けしてしまった。
メイドらしく、銃の扱いには手慣れており、5話でのメイドシープ殴り込みの際には拳銃にてエース薫子の急所を一発で射貫いている。
毒舌ではあるが、嵐子と同様に、店と同僚のメイドたちを大切に思っている。
5話では嵐子の誕生日のケーキ代を捻出するため、食事をもやしでしのぎ、なごみにもわざと冷たく突き放す事で、嵐子の誕生日パーティをサプライズで祝おうと準備していた。なお、そのときの演技力については上手くないらしく、店長から酷評されている。
また、メイドシープの薫子を射殺したのも、嵐子を「カスメイド」と侮辱したため。直後に「ウチの店にはカスメイドなんて一人もいないんだよ」と言い放っていた。
前述のようにドライな性格で、「メイドリアングループ」改め「ウーパーズ」との親善試合でも、これを機にウーパーズと仲よくして、平和なメイドを目指そうと言うなごみに対して、親善など名ばかりだと受け流し、「ウーパーズ」に対して、敵意むき出しのラフプレーを行っていた。しかし、なごみの身体や心を張った熱意や、それを理解した嵐子の機転もあり、最終的になごみの想いに応え、「ウーパーズ」とは真剣勝負でプレイした。
この出来事をきっかけに、徐々にドライな態度も変わり、なごみに対して協力的になりつつある。
「アキバメイドフェスティバル」では、なごみが豚足を売り歩き、シマなどの因縁を付けられた際、なごみに続いて土下座している。また、「お萌様登り」でも、妨害を受けるなごみに対して、身を張って、ゴールへと繋がるルートを確保している。
11話で、「ケダモノランドグループ」から絶縁状が送られた際は、珍しく恐怖のあまり身体を縮こまらせ、ベソをかいている。一方で、嫌がらせに来たエースメイドらに対しては、強気の態度で毅然と立ち向かっている。
嵐子の死に際しては、他のメンバーとともに立ち会っており、人の目も憚らず号泣している。葬儀後、久しぶりに現れたなごみが、葬儀に出なかったことや、耳も貸さず復讐へ突き進もうとする様子を見て、これを咎め、平手打ちしているが、逆になごみから平手打ちを返され、仲間が殺されたのに何故行動をしないのかと激怒された。
襲撃してきた凪ら「ケダモノランドグループ」の面々を出迎えた際は、ピリピリしている「ケダモノランド」の面々に可愛く注意したり、凪の鼻を弄るなど、大胆な行動を見せていた。
ライブを終えたあと、凪に撃たれたなごみの元へ駆け寄るがそれからの動向については、他のメンバーと同じく描かれていないため不明。(戦争の火種となった凪が死亡したため生存はしていると思われる)
しかし、19年後も身体が不自由になりながらもメイドとしてご主人様を迎え続ける、なごみが乗る車椅子の車輪に、他のメンバーのものとともに、ゆめちのチェキや名札も貼られている。