プロフィール
人物
メイド喫茶「とんとことん」に、3話から新たに加入したロシア出身のメイド。
拳を交えた嵐子の事を尊敬している。
元は地下格闘闘技場を経営しているメイドカフェ「アキバふわふわぁすい~とくらぶ」に所属していた地下格闘技の選手であるメイドだった。笑顔を作れず、同店の店長からも「欠陥メイド」と呼ばれていた。そのため、自分は「かわいくない」と思い込んでいた。
しかし嵐子と拳を交え、彼女からの言葉でその思い込みを改める。これが縁となり、事後に「とんとことん」に移籍した。移籍後は「欠陥メイド」と呼ばれていたのが嘘かのように明るい笑顔を見せていた。
詳細は不明だが、幼少期からロシアにて、格闘技を叩き込まれていた。そのため実力はかなりのもので、隙あらば相手の後頭部に容赦なく肘鉄を食わせるなどその技も実戦的。また、軍人上がりということで銃器も扱えると思われる。
しかしある時に見たTVから、日本のメイド喫茶のメイドの事を知り、船で来日。アキバにてメイドを体験するが、笑顔が作れない事から挫折している所を「アキバふわふわぁすい~とくらぶ」のオーナーである平伊達乃(CV:生天目仁美)に、ボディーガード兼メイド選手としてスカウトされた経緯を持つ。
「とんとことん」に移籍してからも戦闘力をいかんなく見せており、7話の愛美達のカチコミの際にも夜間の哨戒や、戦闘員や発砲した弾数などを冷静に数えるなどそのスキルを発揮している。
普段はカタコト気味な日本語で話しているが、どこか日本語を間違えて覚えているらしく、移籍してからはメンバーのボケに対して妙な日本語でツッコミを入れたりしている。一方で、逆に店長の靖子の間違ったことわざにツッコミを入れることも。ちなみに、感情が高ぶったり怒った時はロシア語を喋る。
なお、「とんとことん」に入った後の住居は空き部屋がないため、屋上に張ったテントで寝泊まりしている。
8話では野球をやったことない(※9話予告より、ちなみに予告にてドブネズミが嫌いと判明した)にもかかわらず爪が割れて嵐子に交代するまでの間、見事なピッチングをみせた。また宇垣にバットで殴りかかられそうになった嵐子をドロップキックで止めに入った。
9話のアキバメイドフェスティバルでは、売り歩こうとしていたなごみを連れ戻した牛・猫・熊のエースメイド達からの侮辱に怒りをあらわにするが、逆らえない立場ゆえに止む無く謝罪で土下座した。その際、地面に何度も激しく頭突きして怒りをぶつけていた。
その後の「お萌様登り」では、優勝を狙いに行って立ちはだかった熊のエースメイドを土下座の恨みを晴らすが如く殴り飛ばし、そのまま嵐子とともに地上でメイド達と交戦していた。
11話の絶縁騒動では、店内を荒らしたエースメイドの三人組に、「絶縁されたなら上下関係は無い」という理由で手を出そうとして嵐子に止められる。その後、「ギラギライオン」に立て籠もって銃撃戦となった時に左腕を撃たれて負傷する。のちに絶縁が解除されて停戦を呼び掛けて来た袋鼠役員に対し、興奮状態の店長に命令された事で思わず発砲。袋鼠役員を射殺してしまう。
なお、1~3話のOPにて、「とんとことん」のメイドたちに混じっていた『顔が隠されていたメイド』は彼女である事が4話以降のOPで明かされた。
また、かつて所属していた「アキバふわふわぁすい~とくらぶ」は、地下格闘の試合の際には店名のネオンの一部が消えて「アキバふぁいとくらぶ」と表示される。
最終話では
尊敬していた嵐子が凶刃に倒れ、亡くなった際、メンバーとともに立ち会い、号泣している。
「ケダモノランドグループ」が潰しに来ることになった際、武闘派らしくなごみの復讐に呼応し、積極的に戦おうとしていた(すでになごみは、復讐することは誤っていたと思い直していたため立ち消えになったが)。
なごみが宣言した「メイド戦争」を前に、「怒羅磨」にやってきた際、なごみの願いで注文された嵐子のラーメン。遺影の前に手向けられたラーメンを、なごみがひとりで食べようとするが、吐いてしまう。
それを見たゾーヤは、真っ先に「私も食べます」を挙手した。嵐子を尊敬していたゾーヤは、今も嵐子と共にいると言うなごみの姿勢に共感したのかもしれない。他のみんなもそれに続き、涙ながらに分け合うのだった。
「ケダモノランドグループ」との「メイド戦争」でも、「とんとことん」の仲間とともに、戦い抜いたのであった。
なごみが歌い終わったあと、凪に乱射された際、他のメンバーとともに駆け付けていたが、その後は描かれず、動向は不明。
ちなみに
演じるジェーニャも正真正銘のロシア人。学生時代に見た日本のアニメや漫画の大ファンになった事から日本に憧れ、2002年に来日を果たし、2005年から日本で暮らすようになり、当初はメイド喫茶でアルバイトをしていたことがあるという、ある意味ゾーヤと似たような境遇を持っている。なので一部では「ゾーヤは中の人がモチーフなのでは?」と言われたりも。
なおジェーニャ自身は日本語が流暢に話せる(日本語能力試験N1クラス合格という資格持ち)。ただゾーヤを演じるに当たってはアフレコ時に「日本語がうますぎます、もっと片言でお願いします」とのディレクションを受け、主題歌に至っては「アニメのゾーヤより、更に訛って」と指示があった事を自身のTwitterで明かしている。
関連タグ
追加戦士:ニチアサでいうこのポジ。嵐子以来の超武闘派ポジである。
AK74M(ドールズフロントライン):中の人繋がり。同じく戦闘に秀でた少女である。