概要
イギリスの新聞『Express』紙において、2016年11月30日付のニュースとして掲載された恐るべき未確認生物。
南極大陸にあるロシアのボストーク基地に近い、南緯77°・東経105°地点の氷床地下約4㎞の場所にある地底湖ボストーク湖は、総面積1万4000㎢もある巨大な淡水湖であるといわれている。
水温は本来なら凍結してしまうはずの-3℃であるのにも関わらず、氷床により高圧が保たれているため、もしくは地熱などの熱源があるために液状であり、地上とは全く違う生態系が存在すると予測されている。
ロシアの調査チームのプロジェクト主任であるセルゲイ・ブラト氏によると、この湖に通じるトンネルを掘って調査をしたところ、水中には通常の10~20倍の高濃度酸素が含まれていることがわかり、さらにそこで恐るべき生物を発見したのだという。
その生物こそ「有機体46-B」と名づけられた体長が約100フィート(約30m)もある、14本もの触腕を持つタコに類似した未知の軟体動物であったのである。
そしてこの生物を調査・捕獲するために、パルダカ博士を含めた専門チームが送り込まれたのであるが、接近したダイバーは当初は冷静だったものの、そのうち笑みを浮かべるなど恍惚状態となって、全く抵抗することなく捕食されてしまった。
そのためこの生物は未知の毒素か、催眠能力を持っていると分析された。
さらに他のダイバーが仲間であると思って近づいた人物は、実は高度な擬態をしたこの生物であったためにバラバラに引き裂かれ、その後サンプルとして切断した触腕は長時間生きており、巻き付かれた調査員が絞殺されたと報告された。
なおこの危険な生物は、すでにロシア政府によって捕獲され、生体兵器として利用するために本国で研究されているといわれている。