紙兎ロペ

かみうさぎろぺ

ミニアニメ。「めざましテレビ」にて放送。

概要

もともとはTOHOシネマズの｢幕間｣で上映されていたものだったが、評判がよかったからか、2012年5月に長編映画版が封切られた。

その後2012年11月からは「めざましテレビ」（テレビ大分除くフジテレビ系列局）にて放送中。もともとは金曜日のみの放送だったが、後に連日放送に｢昇格｣している。声は基本的には内山勇士（現：ウチヤマユウジ）→中野慎太郎がすべて担当しているが、篠田麻里子やゴールデンボンバーやももいろクローバーZなど、思わぬ有名人がゲスト参加したことがある。

この作品の最大の特徴は背景の貼り紙や看板におかしなことが書かれていることである。例えば「渡米禁止」「愛想笑い増量中」「おつり半額キャンペーン」など。

2019年2月20日放送分では、前日に放送したエピソードを二重放映してしまうアニメ業界31年ぶりの珍事が発生した。

YouTubeチャンネルも開設しており、通常配信の他にも特別企画や生放送などもしている。その際司会進行を務めるのはだいたいロペか姉友。サブチャンネルである「紙兎ロペの遊び場」も開設された。

下町を舞台に、高校2年生の紙兎「ロペ」と高校3年生の紙リス「アキラ先輩」を中心にくり広げられるショートストーリー。

毎回超テキトーなアキラ先輩と、そんなアキラ先輩に振り回されてばかりのロペだが、なんだかんだ仲の良い2人の日常を描いている。

登場キャラは紙でできているという設定だが、紙設定が活かされた回はほとんどない。単に「人間のように動いてしゃべる動物」として描かれている。

主人公の兎。実家は青果店。果物がメインであり八百屋ではない。

本アニメの公式YouTubeチャンネルの開設者でもあり、サブチャンネルで生放送なども時々している。

リス。ロペの先輩。やや怒りっぽい。

苗字である「熊谷(くまがい)」は「くまがや」とよくまちがわれるため、「アキラ先輩」と呼ばせる。

家はファミレスの伝票を入れる斜筒を作っている。家の電化製品が昭和時代に作られたような古いものばかり。

公式YouTubeチャンネルの生放送には出たことがない（ロペ曰く「朝はどっか出かけてるか遊んでる。夜はだいたい遅い時間帯に配信するからたぶん寝てる」）。

弟と同じくやや怒りっぽい。

アキラ先輩はこの人に頭が上がらない。

アキラには姉が4人いるが、どの姉かは不明。

アキラ先輩の姉の友達。アキラ達に対してやたらなれなれしい。YouTubeチャンネルでは特別企画や生放送の司会進行も務めており、近年ではロペと一緒に務めることも多くなるなど、登場回数や知名度が上がりつつある。ちなみに未だに名前がないことを気にしている。

ロペのいとこ。基本的にセリフはない。

ラップ好き。だれも知らないラッパーを知っている。

金持ちの息子。どもるクセがあり、どこかピントがずれている。

駄菓子屋。お子様ランチの旗をカプセルトイに入れて販売するという悪徳商法をしたことがある。

ロペとアキラ先輩の行きつけの中華料理店のオヤジ。

客が全然おらず、いろいろとイベントを行うがピントがずれており、よくロペとアキラ先輩に突っ込まれている。

初期の作品のみに登場。首が異常に長くて頭が見えない。