概要
『アイドルマスターDS』の登場人物、武田蒼一の名台詞の一つ。
秋月涼シナリオの終盤、女性アイドルとして一定の人気と地位を獲得してしまったが故に、男であることをカミングアウトすることで発生するであろう周囲の軋轢に思い悩む涼。そんな彼に己の信念と夢を貫き通せと背中を押すことになる劇中屈指の名台詞である。
…筈なのだが、如何せんその異常ともいえる汎用性の高さ、表情一つ変えないドヤ顔の武田さんと相まって完全にネタ化しまっている。
そして『アイドルマスターSideM』にて男性アイドルとして再デビューしたとき、この言葉は涼にとって座右の銘となった。
「自分らしくいる事」の対義関係
上記のように、涼は自分の夢の為に同調圧力に屈せず飾らないままの自分でいる事を決心したのだが、アイマスシリーズでは自身を飾っているキャラがそれなりに多く、従来は意地っ張りな性格だがファンの前ではぶりっ子を演じる伊織、「永遠の17歳」を自称するウサミン、豪邸育ちでもないのにお嬢様っぽく振る舞う千鶴等と言ったキャラが見られる。
Straylightはそういった部分が顕著に現れており、唯一飾らない自分のままでいられるあさひ・陽気な性格に反して自身の短所の関係上ミステリアスに振る舞う愛依・飾っている自分を「本当の自分」として振る舞うふゆという組み合わせであり、特にふゆは涼に比べて「理想の自分」に対する姿勢に大きな違いが見られる他、愛依の友人である通称「さなぴー」の言う通り、本当の自分から逸れたキャラ性でアイドルを務めるのに難色を示す人も存在している程となっている。