概要
当初は1996年に、中山競馬場で4歳(現3歳)以上の馬によるオープン特別(芝1800m)として6月中旬施行の競走として創設された。
翌1997年に施行時期を6月中旬から現在の3月初頭に移し、出走資格を混合・指定の5歳(現4歳)以上に、負担重量をハンデキャップ、施行距離を現在の芝1200mに変更。
1999年は準オープン(1600万下条件・現2勝クラス)に格下げされたが、翌2000年には再びオープン特別競走に戻り、負担重量が別定戦に変更。
2006年、JRAの短距離重賞路線が再整備を受けて本競走は重賞(GⅢ)に昇格・国際競走に変更されたほか、高松宮記念の関東での前哨戦として位置付けられた。なお、前年をもって廃止されたGⅢ重賞・クリスタルカップの寄贈賞を提供していた夕刊フジ(産経新聞系列のタブロイド紙)が重賞昇格より本競走へ寄贈賞提供を変更し、正式名称は「夕刊フジ賞 オーシャンステークス」である。
本競走を勝利してGⅠ馬になった馬としては、オープン時代はシンコウフォレスト、ショウナンカンプが、重賞昇格後はキンシャサノキセキ、モズスーパーフレア、ダノンスマッシュ、ジャンダルムがいる。
競走条件
出走資格:サラ系4歳以上
JRA所属馬
地方競馬所属馬(3頭まで)
外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
56kg、牝馬2kg減
2021年3月6日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
2021年3月5日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
優先出走権付与
本競走の1着馬(中央・地方の所属は不問)には高松宮記念への優先出走権が付与され、地方競馬所属馬は2着までに入着すると高松宮記念への優先出走権が与えられる。
関連タグ
阪急杯 - 同時期に行われる高松宮記念トライアル。