概要
宇宙世紀0200年代において未だに腐敗してスペースノイドに圧制を強いる地球連邦政府に対して反旗を翻す反地球連邦組織。マハと敵対している。
ズィー・ジオン・オーガニゼーションと言う組織が母体となっている。だがこのズィー・ジオンはネオ・ジオンなどのようなジオン残党と言う訳ではなく、ただかつてのシャア・アズナブルの思想に共感しているだけの集団である。
その目的は地球保全でかつてのエゥーゴやマフティーと同じような目的である。
かつてのスペースノイド独立運動の英雄であるキャスバル・レム・ダイクンことシャア・アズナブルの復活を目的とした「シャア・コンティニュー・オペレーション」を発動し、アフランシ・シャアを生み出した。
戦力としてガイアギアを始めとするマンマシーンやマザーメタトロンと言った戦艦を多く保有しており、宇宙基地も保有している。またヨーロッパに支部としてユーロ・メタトロンと言う一組織も存在しており、普段は諜報活動や補給、整備など本隊のサポートに従事する。
そして宇宙世紀0203年にアフランシを組織の指導者へと向かい入れた時点で本格的活動を開始した。しかしこの時点で上層部は保守的となり、構成員の多くも給料をもらうために働くと言う腐敗した有様になっていたがアフランシの影響で一部構成員も変革し始める。しかし上層部は第二のシャアのように動かなかったアフランシを見限り、更にはマハを敵視し始めた地球連邦軍と水面下で結託してしまう。マハ潰しを行う一方で暗殺者ブノア・ロジャックを送り込むというタブーを犯すことになった。
マハの壊滅後はアフランシがビジャン・マハを壊滅させ行方不明となった後も、マザー・メタトロンを始め組織としては存続したままであり、一部では連邦軍へ吸収されたと言う記述もある。
地球連邦が腐敗・弱体化した時代において反連邦組織もまた腐敗してしまっており、結局は地球連邦に飲まれてしまった。それから10数年後に起きた大規模紛争で政府機能を失った地球連邦は遂に崩壊し、これと同時にスペースノイドの独立は認められる事となった。
構成メンバー
- アフランシ・シャア
- マドラス・カリア
- クリシュナ・パンデント
- アザリア・パリッシュ
- ブノア・ロジャック
保有兵器
関連タグ
エゥーゴ:過去の反地球連邦組織。こちらも連邦の腐敗を正すと同時に地球の保全を目論んだが結局は腐敗した連邦軍に吸収されて消滅する事になる。
マフティー・ナビーユ・エリン:メタトロンより100年前の反連邦組織でメタトロン機関と同じような思想を持つ。
ケネス・スレッグ:マフティーと戦った連邦軍士官だが連邦の有り様に失望して辞職した。ある資料ではこの男がメタトロン機関の前身であるズィー・ジオン・オーガニゼーション結成に関わったと言うが詳細は不明である。