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宝月茜の編集履歴

2023-01-25 04:22:52 バージョン

宝月茜

ほうづきあかね

宝月茜は、ゲーム『逆転裁判』シリーズに登場するキャラクター。

概要

担当声優:花村怜美(特別法廷・4PV)、井上麻里奈(6)


『蘇る逆転』で登場する《カガク捜査官》。……というのは自称で、高生2年生の女の子。

地方検事局の主席検事・宝月巴を姉に持ち、ある殺人事件で逮捕された姉の弁護を綾里千尋に依頼するために成歩堂法律事務所を訪れた。科学捜査官を目指しているため、「カガク捜査」にある程度詳しい。

綾里真宵同様、好奇心が強く明るい性格で、ヘアスタイルや雰囲気も彼女とよく似ている。『大江戸戦士トノサマン』シリーズのファンであることも一緒で、携帯電話にはトノサマンの続編である『小江戸剣士ヒメサマン』のストラップをつけている。

御剣怜侍に憧れており、『逆転検事』では空港での出迎えに失敗するや否や、彼の足跡を科学の力で追跡して合流するという若干ストーカーじみた行動をとっている。御剣からは、上司の妹であることから『さん』付けかつ敬語で接せられている。


両親を交通事故で亡くしており、身寄りは姉の巴のみとなっている。


成歩堂龍一は、ひょうたん湖の殺人事件以降、弁護の仕事はしばらく引き受けていなかったが、彼女の姿が綾里真宵と重なって見えたことがきっかけで、宝月巴の弁護を引き受けることを決意する。通販で買った「ルミノール試薬」を常備しており、探偵パートでは幾度となくルミノール試薬のお世話となる。CR逆転裁判では証拠を見つけ出す為に大量のルミノール試薬を装置から霧状にぶちまけるというユニークな演出がある。


その後の『逆転裁判4』の第2話で、初動捜査担当の刑事として登場。『蘇る逆転』の事件解決後に渡米して姉の知人の下で科学捜査について学び、9年後に帰国して科学捜査官の試験を受けたが、落ちてしまったようで、刑事課に配属された。

試験に落ちてカガク捜査官になれなかったことや成歩堂が弁護士でなくなっていたことがショックだったのか、9年前までの明るい一面はほとんど見せなくなり、フキゲンな事が多い。ただし、通信販売で買ってきた「私物」のカガク捜査の道具を使って捜査しているときだけは異様にごきげんとなる。


当初は年下である王泥喜法介みぬきには非協力的だったが、成歩堂と御剣への感謝の気持ちは変わっておらず、このふたりが成歩堂の事務所の人間であることを知ると一転して二人に協力をしてくれるようになる(みぬきの事は知らなかったようで、成歩堂のムスメと聞き驚愕していた)。


かりんとうを常備しており、「さくさくさくさくさくさくさくさくさく」とかりんとうを食べながら事件現場を捜査していることもある。フキゲンになると、かりんとうを投げつけてきたり、食べる速度が高速になる。直属の上司となった牙琉響也のことが気に入らないようで、王泥喜たちに「検事はジャラジャラよりヒラヒラ」と愚痴をこぼしている。

かりんとうアタック


オドロキが続投した『逆転裁判5』には登場しないが、『逆転裁判6』で念願の科学捜査官になって再登場する

王泥喜は普段フキゲンだった茜が機嫌のいい態度を見て驚いていた。

ナユタ検事にはなぜかやたらと気に入られてしまい、相棒として世界各地に引っ張りまわされている。その一方で成歩堂達に対して情を持つ彼女に厳しく注意をする、ミスをしたあとに8時間の説教をくらわすなどの厳しい一面も見せているため、彼女本人からは若干の苦手意識を持たれている。

エンドロールではナユタ検事にクライン王国でともに仕事をするように命じられたことをぼやいていたが、御剣に「試練は人を成長させる」と励まされていた。


常に王泥喜達とはタメ口で会話しているが、お世話になった成歩堂など年上に対しては、終始敬語で会話をしている。これは社会を生き抜くためのヒケツらしい。

綾里真宵とは既に知り合っていたようであり、真宵のことは成歩堂から聞かされたのか、元々の事務所名「綾里法律事務所」の所長である綾里千尋の妹であることを茜が知っていたのかは不明。


色々と察するのが上手で、初登場の『1』5話では千尋が亡くなっていたことや、『逆転検事』では一条美雲のことを詳しく御剣に言及しなかったり、『6』では王泥喜とドゥルクの複雑な関係を察したりしていた。


アニメ版においては蘇る逆転がアニメ化されていないので残念ながら登場せず、茜の存在についても触れられていない。


容姿の変遷

左から『蘇る逆転』『逆転検事1〜2』『逆転裁判4』

茜ちゃん


蘇る逆転(16歳)

カガク的に!!!

高校の制服に白衣をまとっており、真宵と同じく髪をお団子に結っている。

髪色は真宵が黒なのに対してやや明るい焦げ茶色。

白衣とルミノール試薬用のサングラスはこの頃から以降、常備している。

肩掛けバッグにはヒメサマンのバッジを付けている。

胸に着けている3つのバッジの名前は「原子三兄弟」。


逆転検事1〜2(18歳)

茜ちゃん【逆転検事】

ピンクのキャスケットを着用、ショートパンツにボーダーのニーハイソックス、登山靴のようなブーツと活動的になった。

化粧をしているのか口に薄く紅が敷かれ、顔つきも『蘇る』よりも『4』に近い。

ネクタイの柄は(締めた状態で)白い横縞一色になっており、解いた時にどのような柄になっているかは不明。


逆転裁判4、6(25歳~27歳)

茜ちゃん

サングラスはやや細めのものに変わり、お団子に結われていた髪が普通に結われるだけとなった。

胸元はタイからリボンへ、黒いヒールの靴にはリボンのついており女性らしさが強調された。

黄色い大きなバッジは成歩堂が着用している為か茜の胸元には付いていない。

『4』では肩掛けバッグに小さいバッジが一つ付いているのみになった。

片手にかりんとうの袋を携えている事が多い。

久しぶりに登場した『6』ではかりんとうの食べ方がリスみたいになっていた。

また、正式な科学捜査官の証である腕章をしている。



関連イラスト

検事と未来のカガク捜査官科学的に


関連タグ

逆転裁判 逆転裁判4 逆転検事 逆転検事2

成歩堂龍一 宝月巴 綾里真宵 御剣怜侍 王泥喜法介 みぬき 一条美雲

牙琉響也 ナユタ・サードマディ




以下ネタバレ

























科学捜査に関心を持ったのは、蘇る逆転の2年前、連続殺人事件であるSL-9号事件(青影事件)の時。最後の被害者、罪門直斗殺害の目撃者として裁判で証言したが、まだ14歳の少女であり、緊張してうまく証言できなかった。この裁判で姉の巴検事は有罪を立証するのに苦しみ、証拠を捏造したという。苦しむ姉の姿を見た茜は、姉の助けになるような確実な証拠を手にし、犯罪を裁く為に科学捜査の道を志している。

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